ヤンデレ教室part4【黒バス】

three＊BAD END 紫原ver ページ1

私は紫原くんに手を引かれて


屋上から出て階段を下りる



心配だけど


紫原くんの涙は本物なのかな


と信じてみることにした



紫「Aちん、ゆっくりだよ〜
俺がぜ〜ったい守るからね〜」



『ありがとうございます、紫原くん…』



私たちはひそひそと小声で会話する



手は繋いだまま



手汗ヤバいな…



そう思っていたら



「あ！ 紫原！
お前、Aちゃん見つけたか？」



クラスメイトの一人が紫原くんに声を掛ける



見つかる!?



そう思って紫原くんの背中に隠れるように


身をちじこませる



紫「見たよ〜
でもあっちに逃げちゃったし〜」



渡り廊下の方を指差して通常通りにゆったりと話す



「そっか！ ありがとな！」



クラスメイトの一人は渡り廊下の方へ走っていった



よく耳をすますと、アハハと狂ったように笑っていた



良かった、見つからなくて



紫「大丈夫〜？
Aちん、行こっか〜」



『うぇっ…あ、はい…』



ビックリして変な声が出てしまった



紫原くんはフフフと、かわいく笑っていた



私の肩を掴んで私のことが見えないようにして



玄関に行くまで誰にも見つかることはなかった




だけど＿＿＿＿＿＿＿

finish＊BAD END 紫原ver→

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