ヤンデレ教室【黒バス】

fourteen＊不覚 ページ16

教室に戻るとすぐに皆が話しかけてきた



「Aどこ行ってたんだよ〜」



「A心配したぞ!!」



「A〜大丈夫〜？」



「良かったA」



『は、はい…』


それに驚きながらも輪の中から出て自分の席についた




{眠いなぁ…}



と思って机にうつ伏せになった



そしたらいつの間にか寝ていたらしい



皆の話し声が聞こえてきた



《本当にそっくりだ》


《生き返ったんだよ》


《やっぱﾀﾋんでなかったんだよ》


《あぁ…可愛いなぁ…》


《アイシテル》







《＿＿＿＿＿A》





ガバッ

嫌な夢を見た気がする


ん？


窓の方に人影が



誰だろう？



赤「やっと起きたのか
大丈夫かい？」



『ハッハッ…
あっ赤司く…ん
ハイ、大丈夫です…』



いつの間に授業が終わったんだろう



窓を見ると夕日が見えるくらい


もうすっかり日が暮れていた



赤「放課後まで寝ていたよ
寝不足なのか？」



『あ、はい…まぁそうですね』



貴方達や白月歌鈴のことで悩んでいたなんて言えない



赤「さ、行こうか」



『……？
待っててくれたんですか？』



赤「女の子一人を置いていけないだろう？
あと部活にも来てほしいからな」



そのときの私は馬鹿だ



一瞬ドキッとしてしまった



不覚にもカッコいいと思ってしまった




私にこんなカッコいい人釣り合わないよ



赤「さ、行こう」



腕をグイッと引っ張られ


教室から出て体育館へ向かった

fifteen＊部活→←thirteen＊私が二人

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