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ほんとに、涼介は嬉しい事言ってくれるよね。
宏「そういえば、気になってたんだけど、Aがドッキリ俺らにしたじゃん?あの内容ってどうやって決まったの?」
「あれね、辞めますって言うって決めたのはディレクター。」
雄「え、じゃあ内容は?」
「実は、私。」笑
9人「はぁ???」
9人の声が見事に揃った笑
「私が考えた。」
涼「なんだよ。まじか。」
裕「いや、あの内容はきついって。妊娠はダメ。」
「だって、女優の道に…とか言ったらみんな許してくれちゃいそうだもん。」
宏「確かに、応援したくなっちゃうかも。」
「だから妊娠にした。」
涼「もうドッキリとかやめよ?俺、超しんどかったんだからね?」
と、言いながら涼介が私を抱きしめた。
バックハグ状態になり、会場は大歓声。
涼「ん?お前、いつから?」
マイクに声が入らないように、耳元で涼介が言った。
「大丈夫だから。気にしないで。」
光「おいおい…いつまでくっついてんだよ。」
涼「ずっと♡」
\きゃーーーー!!!/
そして、ようやく約4分の着替えタイム。
この間には10年を振り返る映像が流れてる。
舞台袖に入った途端、私は立っていられず近くにいた裕翔の方へ倒れた。
裕「A??…あっつ、熱あるじゃん。」
裕翔の言葉でスタッフも大慌て。
涼「大丈夫じゃねぇじゃん。辛いのいつから?」
圭「やまちゃん、気づいてたの?」
涼「さっき、ハグした時に。」
これでコンサート中止なんて絶対に嫌だよ。
「私は…大丈夫…。ほら、着替えないと間に合わなくなっちゃうよ。」
涼「A。」
優しい涼介の声じゃなくて、低い、ちょっと怒ってる時の涼介の声。
みんなも私の方を心配な目で見つめる。
「…やばいかもって思ったのはTO THE TOPぐらいから。」
雄「どうする?公演。」
慧「Aの今の状態で、あと半分なんて…。」
「やるの!!10周年、楽しみにしてくれてるファンのみんなのために。ずっと頑張ってきたHey! Say! JUMPの、ためにも。 …おねがい。やらせて…。」
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美紀 - JUMP大好きで7担当です最高です (2018年12月27日 12時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆずき | 作成日時:2018年10月21日 21時