歓迎会 ページ9
黒田side
乱「皆〜。夜ご飯だよー」
博多「はーい」
小夜「行こう。黒田」
黒田「うん」
博多と小夜に手を引かれて歩く。
広間の襖を開ける。すると・・・
パンッパンッパパンッと、乾いた音がした。
全員「黒田国広！ようこそ！本丸へ」
黒田「えっと・・・」
主「今日はくーちゃんの歓迎会だよ」
黒田「私の？」
主「そう。ほら、皆に自己紹介して」
黒田「えーと、私は黒田国広。名前の通り、黒田にあった刀。どうぞよろしく」
色んな刀が「よろしく」と、次々口にする。
燭台切「今日は筑前煮たくさんあるよ！」
博多、主「「やったー！」」
筑前煮・・・！
主「誰が作ったん？」
燭台切「長谷部くんだよ」
主「長谷部〜！」
長谷部「お安い御用です」
燭台切「嫌々やってたくせに」
長谷部「おい貴様。明日の予定は？」
燭台切「非番だよ」
長谷部「よし、手合わせだ」
燭台切「ふっ。受けて立つよ」
主「程ほどにねー」
国広「兄妹。ちょっといいか」
黒田「兄妹？」
国広「あぁ。俺たちはそう呼びあっている。ダメか？」
黒田「ううん。別に。それで、何か用があったんじゃないの？」
国広「そうだ。ほら、兄妹」
国広の後ろから出てくる黒髪の男の子。
もしかして、この子が堀川国広？
？？「は、はじめまして。僕は堀川国広です」
黒田「私は黒田国広。よろしく、兄妹」
堀川「うん！よろしく」
山伏「酒を貰ってきたぞ！さぁ飲め飲め！」
黒田「お酒・・・！」
国広「あんたはまだ甘口のやつだ」
黒田「えぇっ。何で！」
国広「顕現したばかりだからな。いきなり辛口なんて飲ませられるか」
黒田「ちぇー。・・・あ、この筑前煮おいしい」
国広「長谷部が作ったんだろ」
堀川「長谷部さん。結構料理上手だからね」
黒田「あの不器用が！？」
堀川「ふふっ。長谷部さん、不器用だったんだ」
黒田「あいつ刀振るうくらいしか器用なところなかったのに」
長谷部「おい聞こえているぞ」
黒田「ごめんごめん」
こうやって、楽しい歓迎会がスタートしたのだった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 152人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
兼さんの耳飾り - 朝桐さん» これからも頑張っていきたいと思います！応援、ありがとうございます！ (12月3日 10時) (
レス) @page47 id: 36ec43f1b9 (このIDを非表示/違反報告)
朝桐(プロフ) - 最新話、エモすぎです！！陰ながら応援しています。Fight！です！ (12月2日 7時) (レス) @page46 id: db8064d0f2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：兼さんの耳飾り | 作者ホームページ：http://yuzunoki
作成日時：2023年8月21日 21時
