195話縁壱零式 ページ3
あなたside
男の子に案内されるままついていくとそこには絡繰人形らしきものと戦う時透くんの姿があった
「あれが俺の祖先が作った戦闘用絡繰人形_縁壱零式です」
あの顔…見覚えがある
確か…夢で見たんだっけ?
「手が…六本あるのはなんで?」
「腕ですか?父の話によると…あの人形の原型となったのは実在した剣士だったらしいんですけど腕ん六本にしなければその剣士の動きを再現できなかったからだそうです」
柱の時透くんと渡り合ってる…
『すごい剣士だったんだね。絡繰の見本になった剣士は』
「そうですね」
「その剣士って誰?どこでなにしてた人?」
「すみません、それは俺もあまり詳しくなくて…戦国の世の話なので」
「『戦国!?』」
三百年以上前の人…
「そんなに昔の人なの!?そんな長い間壊れてないの?あの人形」
「すごい技術なので今の俺たちでも追いつかないんです。壊れてしまったらもう直せない…」
「親父が急に死んじゃって兄弟もいない。俺がちゃんとやらなきゃいけないのに…刀にも絡繰にも才能がないから…」
『あ…だからあんなに一生懸命鍵を守ってたのね…』
「あの人…凄いなぁ俺とそんなに年も違わないのに柱で…才能があって…」
羨むようにそれでいて純粋に凄いと時透くんを見つめる炭治郎
「ソリャア当然ヨ!!アノ子ハ“日ノ呼吸“ノ使イ手ノ子孫ダカラネ!」
「「『!?』」」
「アノ子ハ天才ナノヨ!!アンタ達トハ次元ガ違ウノヨ!ホホホホ!!!」
『鎹鴉…時透くんの?』
「日の呼吸って“始まりの呼吸“の…あの子はそんなに凄い人なのか…でも日の呼吸じゃないんだね使うの…」
「黙ンナサイヨ!!目ン玉ホジクルワヨ!!」
「ア“ーーーッ」
図星なのか時透くんの鴉は怒って炭治郎の頬を嘴で引っ張る
『やめて…炭治郎痛そう』
「ナ、ナニヨ!アンタ!」
鴉を抱きしめると私は彼女をコショコショと擽った
「アッ、ダメ…!アッアッアッ…アァーーーーーーーッ!!」
よかった…気持ちいいみたい
「鴉が喘いでる…(ドン引き」
「はは…Aは動物が好きだからな」
「イイ!凄クイイワ…!気持チイ!!」
『そう…?あ、ここは?』
「ハァ〜〜!!アナタ凄腕ノ持チ主ネ!気ニ入ッタワ!」
『ありがとう』
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ななの - とても面白くて最後まで読みました! 質問なんですが、月の呼吸は既に上弦の壱が使っていたような…? (2020年3月31日 9時) (レス) id: 6dcd13d9c1 (このIDを非表示/違反報告)
リリィ - 続き気になります!更新楽しみにしてます! (2020年2月17日 18時) (レス) id: 14d9286bf4 (このIDを非表示/違反報告)
ロア(プロフ) - 面白いです!最高です!更新頑張ってください!! (2019年12月15日 18時) (レス) id: 5fe7b44b45 (このIDを非表示/違反報告)
ふぁむ。(プロフ) - やっとここまで追い付きました!原作にきちんと沿っていてとても面白いです!!更新無理のない程度に頑張ってください!ちなみに私は無一郎と善逸と累が好きです。(同担拒否ならすみません。) (2019年12月4日 21時) (レス) id: e5c704bd79 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき姫2(プロフ) - 、さん» 消すの忘れてました!教えてくれてありがとうございました (2019年11月22日 0時) (レス) id: 232f9af604 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆき姫2 | 作成日時:2019年11月21日 16時