検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:12,214 hit

194話 ページ2

炭治郎side



話し声が聞こえる…



“どうしよう俺、この人運べるかな…“



“君の背じゃ無理だよ。炭治郎は私が背負う…“



“いやいや!あなたは箱をお願いします!“



“ん?睫毛がピクピクしだした!!コイツ起きる!!じゃあな!!“



“あっ、ちょっと…!“



この声はあの男の子とA…そして



「(パチッ」



『起きた…』



「あっ大丈夫ですか?」



心配そうに俺を見る二人だけど一人足りない…



ガバッと勢いよく起き上がる



「急に起きない方が…」



「鋼鐵塚さんいた?」



「Σえっ」



「今ここにいなかった?」



『(匂いで気づいたのかな?でも今は炭治郎を避けてるみたいだし…)』



「いえいなかったですよ!ねえ!」



『うん、そうだね…(ごめん炭治郎…)』



「そうか気のせいか…」



確かに鋼鐵塚さんの声が聞こえたと思ったんだけどなぁ



「あっ柱の人は!?」



「鍵を渡したので行ってしまいました」



「渡しちゃったのか…渡すしかない感じだったけど…いや事情もよくわからない俺がごちゃごちゃ言うことじゃないけど…」



「いえそんな!嬉しかったです!見ず知らずの俺を庇ってくれて…ありがとうございました。お姉さんも」



『ううん、大したことはしてないよ』



「役に立てずごめんね」



「いえいえ!」



お互いに皆で謝り続けているとAが話を変える為か男の子に声をかけた



『結局あの鍵ってなんの鍵だったの…?』



「絡繰人形です」



「ん?絡繰人形?」



「はい!俺の先祖が作ったもので百八つの動きができます」



「へぇー!!すごいね!」



「人間を凌駕する力があるので戦闘訓練に利用してるんです」



「そうか彼は訓練の為にそれを…」



『……。(もしかして私達が探してた武器ってそれなんじゃ…)』



「はい…だけど老朽化が進んで壊れそうなんです」



ガキィン



突然の大きな音に驚く



「何だ!?」



『近いね』



「さっきの人がもう…」

195話縁壱零式→←193話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 6.9/10 (76 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
93人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 竈門炭治郎 , 原作沿い   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ななの - とても面白くて最後まで読みました! 質問なんですが、月の呼吸は既に上弦の壱が使っていたような…? (2020年3月31日 9時) (レス) id: 6dcd13d9c1 (このIDを非表示/違反報告)
リリィ - 続き気になります!更新楽しみにしてます! (2020年2月17日 18時) (レス) id: 14d9286bf4 (このIDを非表示/違反報告)
ロア(プロフ) - 面白いです!最高です!更新頑張ってください!! (2019年12月15日 18時) (レス) id: 5fe7b44b45 (このIDを非表示/違反報告)
ふぁむ。(プロフ) - やっとここまで追い付きました!原作にきちんと沿っていてとても面白いです!!更新無理のない程度に頑張ってください!ちなみに私は無一郎と善逸と累が好きです。(同担拒否ならすみません。) (2019年12月4日 21時) (レス) id: e5c704bd79 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき姫2(プロフ) - 、さん» 消すの忘れてました!教えてくれてありがとうございました (2019年11月22日 0時) (レス) id: 232f9af604 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆき姫2 | 作成日時:2019年11月21日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。