194話 ページ2
炭治郎side
話し声が聞こえる…
“どうしよう俺、この人運べるかな…“
“君の背じゃ無理だよ。炭治郎は私が背負う…“
“いやいや!あなたは箱をお願いします!“
“ん?睫毛がピクピクしだした!!コイツ起きる!!じゃあな!!“
“あっ、ちょっと…!“
この声はあの男の子とA…そして
「(パチッ」
『起きた…』
「あっ大丈夫ですか?」
心配そうに俺を見る二人だけど一人足りない…
ガバッと勢いよく起き上がる
「急に起きない方が…」
「鋼鐵塚さんいた?」
「Σえっ」
「今ここにいなかった?」
『(匂いで気づいたのかな?でも今は炭治郎を避けてるみたいだし…)』
「いえいなかったですよ!ねえ!」
『うん、そうだね…(ごめん炭治郎…)』
「そうか気のせいか…」
確かに鋼鐵塚さんの声が聞こえたと思ったんだけどなぁ
「あっ柱の人は!?」
「鍵を渡したので行ってしまいました」
「渡しちゃったのか…渡すしかない感じだったけど…いや事情もよくわからない俺がごちゃごちゃ言うことじゃないけど…」
「いえそんな!嬉しかったです!見ず知らずの俺を庇ってくれて…ありがとうございました。お姉さんも」
『ううん、大したことはしてないよ』
「役に立てずごめんね」
「いえいえ!」
お互いに皆で謝り続けているとAが話を変える為か男の子に声をかけた
『結局あの鍵ってなんの鍵だったの…?』
「絡繰人形です」
「ん?絡繰人形?」
「はい!俺の先祖が作ったもので百八つの動きができます」
「へぇー!!すごいね!」
「人間を凌駕する力があるので戦闘訓練に利用してるんです」
「そうか彼は訓練の為にそれを…」
『……。(もしかして私達が探してた武器ってそれなんじゃ…)』
「はい…だけど老朽化が進んで壊れそうなんです」
ガキィン
突然の大きな音に驚く
「何だ!?」
『近いね』
「さっきの人がもう…」
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ななの - とても面白くて最後まで読みました! 質問なんですが、月の呼吸は既に上弦の壱が使っていたような…? (2020年3月31日 9時) (レス) id: 6dcd13d9c1 (このIDを非表示/違反報告)
リリィ - 続き気になります!更新楽しみにしてます! (2020年2月17日 18時) (レス) id: 14d9286bf4 (このIDを非表示/違反報告)
ロア(プロフ) - 面白いです!最高です!更新頑張ってください!! (2019年12月15日 18時) (レス) id: 5fe7b44b45 (このIDを非表示/違反報告)
ふぁむ。(プロフ) - やっとここまで追い付きました!原作にきちんと沿っていてとても面白いです!!更新無理のない程度に頑張ってください!ちなみに私は無一郎と善逸と累が好きです。(同担拒否ならすみません。) (2019年12月4日 21時) (レス) id: e5c704bd79 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき姫2(プロフ) - 、さん» 消すの忘れてました!教えてくれてありがとうございました (2019年11月22日 0時) (レス) id: 232f9af604 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆき姫2 | 作成日時:2019年11月21日 16時