ろーく ページ7
『今回は大丈夫じゃなさそうだね』
「はい すみません」と力なく笑うテツヤ
相田「A!黒子くんの事お願いね!」
「これ救急箱!」と焦ってるりっちゃん
まぁ 血とか見ちゃったら焦るよね
『大丈夫 私に任せてよー』
と 少しでもりっちゃんを安心させる為にと
手を握った
何やかんや色々あったけど
試合は無事勝利を収めた
テツヤの怪我も血止まったし
試合勝ったし
あとは帰るだけだー
なんてスポドリの容器を洗いながら
今日の夕飯の献立を考える
『ハンバーグ食べたいー』
と独り言を漏らすと後から声がした
黄瀬「ハンバーグ...?..あ」
しまったと言わんばかりに
口元に手を添えるキセくん
それよりも 何でここに?
『あ、水道使いマス?』 ← 敬語苦手な人
そうだよ 水道ここだけだもんねー
邪魔になってはいけないので
せっせと容器をカゴに詰めて帰る準備をしていると
黄瀬「誠凛の、マネージャーっスか?」
なんてオドオドしながら聞いてきた
『え、いやお手伝い?デス』
と私は苦笑いしながら答えた
『じゃあ失礼しますネ』
と今度こそ去ろうと彼の横を通ろうとしたら
サッと彼に道を阻まれ
ガシッと肩を掴まれた
ん?え
『????』
突然の事に戸惑う私
黄瀬「...」
『???』
黄瀬「...」
何この空気 それに何で肩掴まれてんの
暫くして やっとキセくんが口を開いた
黄瀬「名前 何ていうんスか?」
『...え、あ、翡翠 Aデス?』
なんか コミュ障みたいな返答しちゃったよ
黄瀬「翡翠 A...さん」
「A...Aっち」なんてボソボソと
呪文のように呟き始めるキセくん
『え、Aっち?』
たまごっち? ←
黄瀬「うん!よろしくねAっち!」
なんて言いながら思い切り抱き着いてくる
まって彼の中でどうなってこうなったの
まぁ仲良くしてくれるみたいだし
『私こそ ヨロシクネー キセくん』
と彼の背中をポンポンと叩いた
黄瀬「キセくんなんて堅苦しいっスよ!」
「涼太って呼んで!Aっち!」
とせがまれたので涼太と呼ぶことに
この後 連絡先交換した
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作者名:イカ天 | 作成日時:2018年7月8日 0時