【黒バス】蜂蜜色に手を添えて【ヤンデレ】

第２１話 ページ22

黄瀬side



何枚もの、Aの写真
十枚、二十枚じゃ収まらない

何百枚もの、Aの写真


Aの下駄箱に入っていた



「り、りょうた…」

「ストーカーかな？それともAを狙う虫かな？俺に対する当て付けなのかな？A、A、どうしようかな、どうやって潰そうかな」


正常な思考が出来なくなってきた

三日月の歪んだ笑みが浮かぶ


「…相談、しよ」


「…誰に？」


「赤司くんとか、黒子くんとか…さつき、にも」


「やだ、やだ、黒子っちと桃っちはいいけど、赤司っちはやだ、嫌いじゃないけど、嫌い」


「でも、涼太…」


ハラり、と写真の隙間から紙が落ちる

【あいしてるよ、A】



グシャリ、と握り潰した

あぁ、なんなの？


イライラして、イライラして、爆発しそう


「涼太…」


「なんなんだろ、ねぇ、A、どうしようかな、頭おかしくなりそうなんだけど」


ただでさえ、Aが他人と喋ってるのにさえイライラして、

Aにストーカー？



殺意しか、でてこないよ



「犯人、見つけるよA」


「…ぅん…」


「A、俺のこと好きでいてくれるよね？絶対に」



「…大好き、だよ、ぜったいに」




なら、大丈夫だ


Aが好きでいてくれるから、





間違えてやっちゃっても、心配ないよね

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