【黒バス】蜂蜜色に手を添えて【ヤンデレ】

第３話 ページ3

黄瀬side



A、A

隣で一緒に歩くA、俺の彼女
手を握ると握り返してくれる、嬉しい


「A、ねぇ、今日も皆としゃべるの？」

「必要なことがあったらね」

「必要なことって？なに」

「マネージャーの仕事のこと、選手のこととかね」

「…俺以外の人のこと、喋るの？」


やだ、Aは俺だけと喋ってればいいのに

でもAは、そう言うと怒る

俺のことだけ見てればいいのに、
俺だけと喋ってればいいのに


「心配しなくても、涼太のことは見てるよ、それにいっつもいっぱいしゃべってるでしょ？」


声に出てたみたい、

いっぱい喋ってる、そうだけど


「…俺だけと、喋っててよ、俺だけと、A」


Aが他の男と、人間と喋ってるのが、やだ

やだ、やだ、やだ、やだ、やだ、やだ、やだ


「涼太、学校つくよ、わがまま言わないの」


「やだ、やだ、やだ、やだ、やだ、やだ、やだ、やだ、やだ、やだ、やだ、やだ、やだ、」


「…わがままは、嫌い」


嫌い、嫌い？

A、俺のこと、嫌い？


「朝練ちゃんと終わったら、甘やかすって約束でしょ？涼太」


「…うん、うん、ごめんなさい、A、ごめんなさい」




Aは、約束はちゃんと守ってくれる

はやく、甘やかして欲しい


いいこ、ってAが撫でてくれた



すっごく、嬉しい

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