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試合が始まった。



相手もなかなか強豪チームだったが、



キャッチャーのクリス先輩に抑えられていた。



A「キャッチャーのリード、それに応えられるピッチング・・・みんなすごいな」



8回裏、私たちの攻撃でバッターはピッチャーの先輩だった。



相手ピッチャーは疲れている様子だった。



A「あ、危ない!」



先輩はデッドボールを受けた。



監督「当たったところ利き腕とはは反対の腕だが、今日は練習試合だ。そんなに大切な試合ではないから今日は冷やして休みなさい。ここまで投げてくれてありがとう」



ピ「・・・はい」



コーチ「監督、最終回誰が投げますか?」



監督「んーーー、点差もあるしな七瀬!準備はできてるか?!」



A「えっ、ひゃい!!」



ベンチの端にいた私は突然呼ばれ声が裏返ってしまった。



A「(まさか、私が試合に出るなんて・・・。キャッチボールしておいてよかった〜)」



私は監督のもとに向かった。



監督「七瀬、点差はあるから3点までは取られていいぞ。まだ攻撃中だから今のうちにクリスと打ち合わせしなさい」



クリス「監督、俺は一点も取られるつもりはありません」



気が付いたら隣にクリス先輩が立っていた。



A「うわっ!クリス先輩!?」



クリス「もう2アウトだ。早くブルペンに行くぞ」



A「はい!」



私とクリス先輩はブルペンに向かった。

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作者名:Sone | 作成日時:2021年1月19日 21時

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