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御幸side
「おーーーーい!!Aーーーーー!!こっちよーーーー!」
A「・・・・この声は」
遠くから声が聞こえると、七瀬はすごく嫌そうな顔をして振り返った。
俺も七瀬の振り返ったほうに視線を向けると、
こっちに向かってすごい勢いで走ってくる人がいた。
その人は、体格はがっちりしているが髪は長くスカートを履いていた。
要するに、オカマだ。
A「・・・・お父さん。仕事終わってから着替えないで来たの?」
御幸「お、お父さん!?このオカマが?」
俺が驚いた声を上げると、お父さんと思われる人がこっちに振り返った。
七瀬父「このオカマが・・・?なんて失礼な・・・・・」
その人は俺を見てピタッと止まった。
A「お父さん?どうしたの?」
七瀬父「いやだぁ〜〜〜〜。この子、超イケメンじゃなぁ〜〜い!」
そして俺に向かって思いっきり抱き着いてきた。
御幸「うわぁ!!!」
A「ちょっとお父さん!やめてよ!御幸君、魂出てるよ!!!」
目の前が真っ暗になった・・・・
御幸side 終わり
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作者名:Sone | 作成日時:2021年1月19日 21時