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プロローグ ページ2
あるグラウンドで小学校低学年の子供たちが野球をしていた。
A「どーだ!新しい変化球に手も足も出ないだろ!!」
マウンドに立っている子がボールを前に突き出しながら叫んだ
男子1「くっそーーー!」
バッターボックスの男の子は悔しそうにバットを地面に叩きつけた。
帰り道・・・
男子1「七瀬すげーな。上級生もきっと打てねーよ」
男子2「将来はシニアでも活躍できそうだよな」
A「そうだね!ま、私の目標は甲子園で優勝することだけどね!」
男子1「ははっ。何言ってんだよ、七瀬。甲子園は男子しかいけねーんだぞ」
七瀬と呼ばれた子は立ち止った。
A「え・・・・、そうなの?坊主にすればみんな行けると思ってた・・・・」
そしてその子は泣きだした。
男子1「お、おい!泣くなよ!」
男子2「お前のせいだぞ!」
黒、赤、黒
並んだ3つのランドセル。
その日、少女の夢が一つ消えてしまった。
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作者名:Sone | 作成日時:2021年1月19日 21時