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5話 ページ5

「えっと、どれが必要だっけ」


そう私は倉庫の中のものを探りながら必要なものを取り出し並べていた


本当にストライドをまたやってよかったと心の中から思う


試合に出れるほどブランクはまだ縮まってないが少しずつ体力も体使いも治ってきた


そして何よりみんなの力になれてることが嬉しい
だからこそ早く戻ってまた陸達に教えないと


そう思い私は後少し必要なものをそろえよう奥の方へ行くと同時に扉が閉まった


勝手に閉まるはずないだって倉庫は引き戸だ

そう思い後ろを振り返る


「いや趣味わっる」


そう私は溢した相手は最近しつこく連絡先交換しろだの出かけようだの言ってくる奴だ


「だって工藤さんが全く俺のこと相手にしてくれないからさぁ」


こうするしかないよね?そう言ってこちらに近づいてくるため逃げようと横から抜けようとした


「そうやってくると思ってたよ」


そう言って私は足に引っかかり、転んでしまう


「え、まじ?ちょっとダサすぎる私」


本音がぽろっと出てしまったがそんなのお構いなしに男は私の腕を掴み上にあげる


「いやぁこの体制意外ときついんだよ知らない?」


だってずっと万歳してなきゃいけないんだよ〜?なんて余裕ぶって喋るが実はちょっと怖い


あれ私震えてる?

なんで?

いや自分が1番わかってる


あー、怖い、どうしよう


よし心に決めろ思いっきり蹴り飛ばして逃げよう

そう決めた瞬間にガラッと倉庫の扉が開いた


「工藤さん!!!!」


そう言って目に入ったのは小日向くん


その瞬間男の力が緩んだのがわかった為急いで蹴り飛ばして小日向くんの後ろに隠れる


「いって、、いや、!工藤が」


そう言った瞬間小日向くんが私の手を握った


「工藤さんがそーゆー人じゃないは僕が1番知ってるけど?」


男は舌打ちをして男出すとかしょーもねぇあーあ後ちょっとだったのになんで言葉を吐き捨てて去って行った


「小日向くんありがとう助かりました」


そう私が絵文字のように泣き真似をしながら言うと小日向くんは怖かったでしょ?と言った


「手少し震えてた」


「流石に私でもこの密閉空間で男に押し倒されたら怖いですよぉ」


そう苦笑いをするとそーだよねと溢した


「でもよかった間に合って、遅かったからもしかして何かあったんじゃないかと思ってきたけど」


「ほんと助かりました」


「1人でなんでも行動するの禁止で!!」


そう言われて私はえぇ〜それはないよぉ〜と笑いながら返した

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作者名:Window | 作成日時:2024年2月20日 19時

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