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―NOside―冬島隊作戦室
大規模侵攻が終わり、ランク戦が始まったボーダー。
そんな中、ランク戦会場に行かず、隊室で動画を見ている愛華。
その動画は·····
『(やっぱり、この子･･･。)』
見ていた動画は玉狛支部の新チーム・玉狛第二の二試合の動画を見ていた。
『(人を撃てない、本当に未来に似ている。)』
愛華はタブレットを置き、携帯のランク戦予定日を見る。
『(次の試合は･･･。)』
『よりによって、影浦隊、東隊、二宮隊か･･･。』
愛華は頭にある人物の顔を思い浮かべ電話をかける。
『――もしもし？あのさ――』
―三雲side―
烏丸「嵐山さんと出水先輩に話はついた。今日行って来い。」
三雲「今からですか！？」
烏丸「あと、雨取。」
雨取「はい？」
烏丸「合同訓練は今日だったよな？」
雨取「はい。」
烏丸「もう1人はお前たちが行くことを伝えてる。」
二人「え？」
烏丸「不安なら空閑も連れて行くといい。」
二人「？」
―雨取side―本部―
夏目「はァ――！？。チカ子もうB級６位!?スピード出世すぎるんだけど！」
雨取「部隊のみんながすごい人だから･･･。」
夏目「いやいやあんたも大概でしょ。」
雨取「アタシはまずB級に上がれるかどうかも怪しいもんだわ。
やっぱ師匠を探さなきゃダメかなね。」
訓練室に入る。
夏目「あー、だめだこっち。二つ並びで空いてるとこないわ。
下の階行く？」
雨取「うん、そうだね。」
その声、が聞こえていたのかあるある2人が動く。
？「ユズル、イーグレットそっちにやって。」
？「うん。」
女の人が荷物を持ちその男の子の反対隣に行く。
男の子が言う。
？「･･･空いたよ。ここ使いなよ。」
雨取「いいの？その荷物･･･。」
女の人が言う。
？「良いのよ。知り合いのだから。」
夏目「マジで？サンキュー！」
雨取「ありがとう。」
女の人は前を向いていて男の子は手を上げてくれた。
日浦「あ〜〜っ！にゃんこだ〜〜！」
雨取「那須隊の･･･日浦先輩。」
夏目「猫好きなんすか？」
日浦「大好き！」
日浦「ぐむむぅ〜」
夏目「？どうしたんすか？」
無表情の猫を見る。
日浦「なでていいのか、ダメなのか･･･！読めない！この子の表情は読めない！」
夏目「だいじょうだと思うっすよ」
すると猫が立ち上がり飛び当真先輩の頭に乗る。
当真「お？なんだこのネコ助。積極的だな。」
A級2位 冬島隊
Ｎｏ．１狙撃手
個人総合５位
当真 勇 (１８)
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作者名：いくらさけ | 作成日時：2023年10月21日 21時
