善逸くんは私に弱い！

校則10 ページ11

.



いよいよ体育祭当日！


みんな気合入ってるね！！





「いけー！！伊之助ハチマキをとるんだ！」

「うひゃー、土台の人たち可哀想だな…」

『がんばれー』





伊之助の頑張りもあり騎馬戦は大盛り上がり

私たちは3人で木陰で応援をする



一番ハチマキとってるのは伊之助だね



他のチームも負けずに食らいついてる




「うおぉぉぉお！！！猪突猛進！！」


「走るのは土台の人だけどね」





優勝は伊之助
いい感じの戦いだったけど
最終的に相手を振り落としてた

めんどくさくなったのかな？




「じゃあ俺、係の仕事あるから」




そう言って走っていった炭治郎

2人きりになってしまった

さっきまで立っていた善逸くんは
静かに私の隣に腰掛けた





「あ、あのさっ！
俺、応援団頑張るから！
だから！だからその…、
……もし応援の部で優勝したら…、
おっ俺と…っ、デートしてください！！」


『……いいよ？』


「うえぇぇぇ！？
ほ、ほんと！？ほんとに！？
ぃやったぁぁぁぁ！！！」




飛び上がって喜ぶ善逸くん
金髪が太陽の光に反射して光る




私は彼の両手を握った



「うひゃぁ！！
Aちゃん！？！？
ちょっと大胆すぎるよ！？
ここ外だよ！？えぇぇぇぇ！！」


……うるさいなぁ

『善逸くん、ちゃんと見てるからね？』





瞬間鼻血を出して倒れた彼をみた時は
ほんとに焦った




.

校則11→←校則9

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す