28話 ページ29
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Aはというと、あの後お風呂へ入り、
布団を敷いて寝転がった。
女子だからという配慮で1人の部屋にしてもらっているAの部屋は、一応2人部屋という事から広々としている。しかも、荷物が最小限しかないAにとっては寂しいくらいの広さなのだ。
食堂から微かに聞こえる賑やかな声を聴きながら
Aは静かに目を閉じた。
ーーー
ふと目が覚めて外を見ると、
まだ真夜中のようだった。しかし、目が覚めてしまったAは寝巻きのまま廊下に出た。
夜は少々肌寒いこの季節Aは廊下に腰を下ろす。
舞狐が使う白い狐のお面を膝の上に乗せて、優しく撫でながら無表情で目を細めてお面を見つめる。
ーー忍者は敵に顔を見せちゃダメなのよ？
『………。』
ーーほらっ、笑って？笑顔笑顔！！
『………。』
鼻の奥がツンとしたAは、バッと上を見上げた。
一面に広がる星空は、この静かな学園で、自分一人だと思わせるようだった。
Aは上を見上げたまま目をつぶった。
立「……眠れないのか？」
そっと隣に腰を下ろした立花を見て、
Aは苦笑して返事をした。
『……立花先輩も、眠れないのですか？』
立「いや、……あぁ、まぁな。というか、仙蔵でいい。」
名前呼びを許可されたAは、
疑問に思いながらも遠慮なく呼ぶことにした。
ーーーフワッ
急に肩にかけられた上着にビックリするAは、
隣に座る立花を見た。
立「ふふ、この時期の夜は肌寒いからな。」
『でも、仙蔵先輩が寒くなりますよ』
そういうも、私は良いと言う立花に、
いい案が浮かんだAは、行動に移した。
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静樹 - 返事、ありがとうございます！白い太陽さんの作品はどれもとても面白いので応援しています！出してくれたら直ぐに見ます！頑張ってください！ (2021年8月12日 0時) (
レス) id: c152cab7f1 (このIDを非表示/違反報告)
白い太陽(プロフ) - 静樹さん» すみませんっ！あまり伸びなかったので消してしまいました＜(_ _)＞でもこうやって見ていただいていたことが知れて嬉しかったのでいつかまた出そうと思います！内容は少し変わりますが、宜しければ見てくださいね！ (2021年8月9日 15時) (レス) id: 00650487f2 (このIDを非表示/違反報告)
静樹 - あの、前あったツイステと忍たまの小説どうなったんですか？続きが気になります！ (2021年8月5日 23時) (レス) id: c152cab7f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白い太陽 | 作成日時：2019年8月22日 6時
