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好いておる ページ9

三日月side


三)ちと良いか?


貴)いいですが。


此処で話すのはしゃくだからと、
審神者部屋へ向かった。


貴)で?何のようですか?


三)俺は其方を好いておる。
無論、恋愛感情でだ。


好いておると言った瞬間、
主は茶を勢いよく吹き出した。
今まで冷たくした奴が何を言っている?という顔を主はしながら怪訝そうに見てきた。


三)俺には結ばれる事は無いと思う。
だがどうしてもこれだけは伝えたかったのだ。
すまぬな…折角休んでいたのに…。


貴)別に…。


素っ気なく返答する主にすまぬと謝り、
自室に戻った。


貴)好きだなんて…どうしよう。


真剣に考えている主の言葉など、
俺には分からなかった。

慕っております→←こんな感情など


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作者名:朱雀丸 | 作成日時:2016年9月12日 4時

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