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「…最悪」









次の日になり、目を覚まし鏡を見ると首元にはしっかりとキスマークがついていた





隠そうにも隠しきれないキスマークにAはため息をつきながら家を出た







。・:+°。・:+°。・:+°。・:+°。・:+°





「んだよお前それ」









左馬刻にそう言われAはそっと手で首元を覆った









「虫刺されですよ」







そう言って珍しく視線を合わせずお酒を注ぐA









(耳真っ赤だっつーの)







「お前、嘘下手だな」



「嘘じゃないですよ」









Aはお酒を注ぎ、コップとお酒の入った瓶を置く




するとAは左馬刻に耳を引っ張られた









「!?ぎゃっ」









Aは耳を引っ張られ、驚きバランスを崩して左馬刻の上に覆いかぶさるように倒れた








「どんくせーな」








左馬刻は一瞬驚いた顔をしたがすぐにいつもの余裕そうな顔になりふっと笑った









「すみません、すぐ退きます」





「キャバのトップのくせに色気のねぇ声」






「なっ」









さらに顔を赤くするA


左馬刻はAの手首を掴み自分の膝にAを座らせた









「…左馬刻さん、降ろしてください」








退こうとするAだったが両手首を左馬刻にしっかり捕まれ動きが取れなかった








チュッ









「!?」







すると左馬刻はそっとAのキスマークの上からキスをした


そしてチクリとそこに痛みが走る









「ちょっ、左馬刻さっ…んっ…」





「いい声でるじゃねぇか」








そう言ってまた笑われるAは涙目で顔を真っ赤にして左馬刻を見た






初めて見るAのそんな顔に左馬刻の胸はトクンと音を立てる









「…んだよその顔、まだ足りねぇのか?」









そう言ってAの手首を離し、頬に手を伸ばそうとする左馬刻









「すみません、お客様。Aはそういったことはお断りしていまして」









黒服の蒼が止めに入り、左馬刻は何も言い返さず素直にAを離した







「次やったら出禁になりますから」








蒼は左馬刻を睨んでそう言った、左馬刻は舌打ちをし頭を搔いた








「わーたよ」








「A、何かされたらすぐ言えよ」




「うん、ありがとう」








(なんだコイツ)






Aが頷くと蒼は受け付けの方へ戻っ行ってしまった

4→←2


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れれみ(プロフ) - 五月雨さん» 一気読みしてくださったんですか…!赤面されるの好きなんですよwこれはもう完全に私の趣味ですwこれからも頑張っていこうと思ってますのでよろしくお願いします! (2019年7月30日 23時) (レス) id: c7f8da3621 (このIDを非表示/違反報告)
五月雨 - 一気読みしました! 不器用だけど、時々赤面する左馬刻様が尊かったです……!! これからの活動頑張ってください^^ (2019年7月30日 18時) (レス) id: fafc33f615 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:れれみ | 作成日時:2019年6月30日 13時

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