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Aは左馬刻を中に入れ、現在左馬刻はリビングの座布団の上に座っていた







Aは左馬刻の分のお茶だけを持って左馬刻の元へ向かい、机にお茶をそっと置く








「お前、何考えてんだ」









左馬刻の突然の言葉にAはお茶を置いた後の手をそのままにして左馬刻を見る








すると左馬刻は戻し忘れるAの手首を掴み左馬刻はAを見る









「お、お金がある程度貯まったので…」








目を逸らすAを見て、左馬刻はその言葉が嘘だと確信し、左馬刻をイラつかせた








「お前…嘘ついてんじゃねぇよ」









左馬刻はAの手首を掴みAを床に押しつける









「さ、左馬刻さ____________」






「俺のせいなんだろ…?」








そう震えた左馬刻の声、Aは目を見開いた









「俺と会うのが苦しんだろ?」





「…ちがっ」







「じゃあ何なんだよ!」









Aは左馬刻が声を上げ、目をきゅっと閉じて身体をびくつかせた





ポタポタと何かがAの頬に落ち、Aは目を開ける





すると左馬刻が涙を流していた












「マジ意味わかんねぇよ、お前が何考えて、何思ってんのかがよぉ」









Aは左馬刻を見て、ふと銃兎の言葉を思い出した









『アイツは本気でお前に惚れてたのに』









(ちゃんと向き合わないと…)









客としてではなく、1人の男の人として、ちゃんと向き合わないと。Aはそう思い口を開いた









「苦しかった…です」







「そうか…」









左馬刻はAがそう言ったのを聞き、目を伏せAの手首を解放し床に手をつく、何か言おうと口を開こうとしたがAは言葉を続けた









「愛音ちゃんに、左馬刻さんを取られていくのが…」






「!」







左馬刻はバッと目を見開いてAを見る









「それマジか?」









Aは、ゆっくり頷いた









「前、私にも両親がいないって言ったの覚えてますか?」









「あぁ」









「私…キャバと客のミスで生まれてしまったんです」







「ミス…?」








左馬刻は眉間に皺を寄せた

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れれみ(プロフ) - 五月雨さん» 一気読みしてくださったんですか…!赤面されるの好きなんですよwこれはもう完全に私の趣味ですwこれからも頑張っていこうと思ってますのでよろしくお願いします! (2019年7月30日 23時) (レス) id: c7f8da3621 (このIDを非表示/違反報告)
五月雨 - 一気読みしました! 不器用だけど、時々赤面する左馬刻様が尊かったです……!! これからの活動頑張ってください^^ (2019年7月30日 18時) (レス) id: fafc33f615 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:れれみ | 作成日時:2019年6月30日 13時

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