待ってろ…絶対また逢えっから… 2

奴の望み ページ47

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どうする…！蘭がいないのも気になるがまずは目の前の奴だ！
ここから落ちるのはもちろん、あの短刀で切られるだけでもおそらくゲームオーバーになっちまう…！

他のステージに残っている子供達はもういない
あとはここにいる俺らしかゲームをクリア出来る人間はいねぇ…！


どうする…どうする…！



「ごめん…コナン君」

ジャックザリッパーを睨み付けながら必死に解決策を考えている途中、突然Aがそう言った


「私が蘭を止めに行った時こいつに殴られそうになって…助けに入ってくれた蘭が代わりにゲームオーバーに…」

そうか…あの時の声はそういう事だったのか

「…大丈夫、必ずクリアする。全員助けてみせるさ…」

先にゲームオーバーしちまったあいつらも、蘭も、50人全員でこのゲームから脱出してみせる…！


「クククッ…！
貴様達に俺を倒すことが果たして出来るかな？」

「お前の望みは何だ！ジャックザリッパー！」

「望み？」

「母親を殺して長年の恨みを晴らした今、お前は何を望む！？」

「…」






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オマエの声→←どこ行っちまったんだよ…！

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