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素直に ページ10

妙ねぇたちの所に居座って一週間ほど。
貴「ふわぁ…」
あれから隊長とは会っていない。
会っても気まずいし。
大嫌いだし。
死ねばいいし。
…はぁ。
妙「Aちゃん。そろそろ戻りなさい?」
貴「…マジでか」
妙「大マジよ。そろそろ返さないと土方さんに怒られちゃうわ」
貴「あー…確かに」
妙「それに…ね?」
貴「…何さ」
妙「喧嘩してきたんでしょう?だったら仲直りしないと」
貴「…嫌いだしいい」
妙「Aちゃん、ほんと昔と変わってないわね。
全く素直じゃないんだから…」
貴「…昔?」
妙「ええ。昔はほんとに素直じゃなかったじゃない。忘れちゃったの?」
貴「…そう、だったね」
昔…か。
昔…ねぇ。
覚えてないや。
貴「妙ねぇ。私ってそんなに素直じゃない?」
妙「ええ。だって今Aちゃん、沖田さんにあいたいんでしょ?」
そこでお茶を吹いた。
え?え?わたしが隊長に会いたい?え?
貴「いやいやいやいや。ないないないない」
妙「顔に出てるわよ」
貴「うそぉ!」
妙「ほんとよ。」
妙ねぇが真面目な顔つきになる。
妙「Aちゃん。今沖田さんにどういう顔で会えばいいか悩んでるんでしょ?きっと素直になればその答えは分かるわ。」
妙「さ。早く行ってきなさい。後悔してからじゃ遅いのよ!」
妙ねぇに言われてとりあえず外に出たはいいものの
隊長に合わせる顔がない。
貴「自分に…素直に…」
妙ねぇに言われた事を考えながらゆっくりと屯所へ向かった。

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インク(プロフ) - 愛音さん» あ、あ、ありがとうございまああああす!私なんて文才ないですよ!愛音さんの方がありますよ絶対!愛音さんのほうも更新がんばってくださいね!私も読みますからね! (2018年1月9日 0時) (レス) id: 2ca11f0d25 (このIDを非表示/違反報告)
愛音(プロフ) - こんばんは!私の小説にコメント頂けて嬉しかったです。この小説、一気読みしちゃいました。文才あって羨ましいです。ぜひ更新頑張って下さい!! (2018年1月8日 20時) (レス) id: 8d78b160ba (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:インク | 作成日時:2017年12月22日 22時

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