ヤンデレ１ ページ23
Aside
【数年後】
私とスマイルは結婚した。
毎日が幸せだった。
けど、そんな幸せも、一年ぐらい経てば無くなっていた。
幸せが無くなった理由?それはね……
ﾌﾟﾙﾙﾙﾙｯ
『……もしもし。』
スマ「A、今何処にいるの?５時までって言ったよね?ねぇ。」
１ヶ月前から、スマイルの束縛が激しくなった。
最初は嫉妬か何かかなって思っていて、あまり気にしてはなかったけど。
スマ「A。」
『ん?何?』
スマ「俺以外の男に会うの禁止。」
『……え?』
突然、禁止命令が出た。
その日からスマイルからメールや電話などの回数が多くなり、つい最近ではGPSを付けられる羽目になった。
『……ごめん、今帰るから。』
スマ「わかった、早めにね。」
ﾌﾞﾂｯ
『…帰りたくない。』
そんな言葉を口にしながら私は家に向かって足を進めた。
【数分後】
ｶﾞﾁｬｯ
『…ただいまぁ…』
スマ「あ、A、お帰り。」
スマイルは私に近づき、突然私を抱きしめた。
スマイルのふわりとした匂いが、私の鼻を擽る
スマ「心配したよ…急に居なくなるからさ…Aが誰かに傷つけられるのかと思うと…」
そんな彼の優しさが私の不満を消し飛ばし、彼の事を許してしまうのだ。
『…ごめんね。』
スマ「A、」
『…何?』
今度は何の禁止命令か。
スマ「……外出禁止ね。買い物や市役所とかに行くのだけは許すけど。」
『わかった。』
ついに外出禁止命令が出されてしまった。
これじゃあ友達に会うことはもう無いだろう。
『……スマイル、そろそろ夕飯の支度しなきゃいけないから退いてくれる?』
スマ「うん。わかった。今日は何?」
『今日は豚肉の生姜焼き。』
スマ「よっしゃ、俺の好物。」
『フフッ楽しみにしてね。』
私は腕を離してくれたスマイルを背に、台所に向かった。
ﾄﾝﾄﾝﾄﾝｯと、リズムを刻みながら今日の夕飯に使う野菜を切っていく。
スマイルは暇な時間を潰したいのか、洗濯物をベランダから取り、畳んでいた。
一生懸命洗濯物を畳む彼はとても可愛かった。
そんなスマイルに私は笑みをこぼしながら、私は手を進めた。
続く (更新停止中)
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白尾 - こ．．．怖いｶﾞﾀｶﾞﾀ(((´；ω；｀))) (2020年11月24日 22時) (
レス) id: 89fecfca9e (このIDを非表示/違反報告)
蓬餅(プロフ) - レオルさん» ありがとうございます！少しずつ取り戻せているので待っていただけると嬉しいです！(*^^*) (2020年3月21日 18時) (レス) id: 10956e200e (このIDを非表示/違反報告)
レオル - おぉ〜…smさんヤバいっすわ〜……これは終わりが楽しみ。更新頑張ってくださいね！体調には気をつけて！ (2020年3月21日 4時) (レス) id: ee64e0f9e6 (このIDを非表示/違反報告)
airsound(プロフ) - りんごさん» mjsk!?ありがとうございます！多分明日更新すると思うので気長に待っていてください!コメントありがとうございました! (2019年2月14日 23時) (レス) id: 6e82da3e49 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - すごく好きです！この小説続き待ってます頑張ってください！ (2019年2月14日 19時) (レス) id: 00a1cd5157 (このIDを非表示/違反報告)
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