げんきのかたまり？ ページ21
３人でリリィタウンに向かうため
並んで歩いていると
前からとても明るい声が響く。
「博士ー！あれ、ロサブラさんだー。聞いてー俺もー島巡りはじめるんだー」
その正体はいつも元気な
元気すぎる少年ハウ。
僕はひそかに「げんきのかたまり」
って呼ばせてもらっている
『よかったね。コウタもハウも頑張って。』
「コウター？」
あぁそうか。
ハウは知らないんだった。
ま、僕が紹介しなくても
大丈夫だと思うけど。
「はい！俺、コウタって言うんだ。」
「そうなんだー！俺はハウー。俺もー今日から島巡り始めるんだー！これからよろしくねーコウタ！」
「うん！よろしく」
よかった
仲良く出来ているらしい。
ハウは人当たりが良いから
誰とでも打ち解けるのがうまい。
僕も見習いたいほどにね。
「そうだ博士ー！早くポケモン選びたいー！」
「あぁそうだな。コウタは少しアクシデントがあって、先に選んでもらったから、ニャビーとモクローから選んでくれるかい？」
「俺ーニャビーにするー！前から決めてたんだー」
ハウ楽しそう。
ニャビーかぁ。
ハウに似合う良いポケモンだと思う。
ニャビーも喜んでいる。
「よろしくなーニャビー」
『ニャー』
「じぁー俺先に行ってるー！早くおいでよー！行くよーニャビー！」
するとハウは
早々とリリィタウンに
走っていった。
もちろんニャビーと一緒に。
まったく自由すぎるね。
「あ、ハウ！？……ｯﾊﾊ、ハウらしいね。」
えぇ博士の言うとおりです。
さすがげんきのかたまり。
「そうしたらあとのモクローだけど……ロサブラ、君に譲ろう！」
『…………はい？』
こんな大切な子を僕に？
「あれ？さっきモクローが良いって言ってたじゃないか。」
『本当に貰えるんですか僕が？』
「もちろんさ！モクローも君が気に入ったみたいだしね。いつも手伝ってくれるお礼もあるしこのモクローで、君もまた鍛え直すのも良いと思ってね！」
『ありがとうございます。僕で良いなら喜んで。じゃあ、モクロー、僕と一緒に来てくれるかな？』
『ロォゥー！(うんよろしくロサブラ！)』
『こちらこそよろしくモクロー。』
思っても居ないところで
新たな仲間が増えた。
なんか楽しいな。
「よしじゃあリリィに行こう。そこの階段の上だよ。」
『行こうかコウタ。』
「はい！」
そしてやっと
３人でリリィタウンに
足を踏み込んだ。
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流南涙 - 月海。さん» ルザミーネさん推しのお方でしたらすみません！！！きちんと元に戻りますのでっ！ (2018年1月3日 11時) (
レス) id: 5d4c5d6413 (このIDを非表示/違反報告)
月海。 - おおう。ルザミーネさん悪役か。何があったらあんな中毒みたいにウルトラビーストに執着するんだろ… (2018年1月1日 4時) (レス) id: b2d559d9e7 (このIDを非表示/違反報告)
流南涙 - 黒猫さん» ありがとうございます！更新頑張ります！ (2017年11月26日 8時) (レス) id: 13e460814b (このIDを非表示/違反報告)
黒猫 - 更新楽しみに待ってます！ロサブラちゃん頑張ってー！ (2017年11月25日 23時) (レス) id: 04cf0d7a4d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：流南涙 | 作成日時：2017年11月18日 22時
