リリィタウン ページ22
やっと着いたリリィタウン。
小さな町だけど
またそれが趣があって良い。
「よーし、着いたぞリリィタウン!ここで島キングのハラさんが待ってるはずなんだけど……。」
「あの、島キングってなんですか?」
『島キングは、アローラの4つの島全てにいる、とても強いトレーナーのことだよ。島ごとの守り神との共存を支える役目にもなってるらしいよ。』
「凄いんですね!ありがとうございます。」
『いや、大丈夫だよ。それにしても、博士。ハラさん、居ませんよ。』
「あぁ。何処に行ったのかな?」
リリィタウンに着いたは良いものの
肝心の島キング、ハラさんの姿が見当たらない。
孫と祖父共々、自由というかなんというか。
「あー博士とロサブラさんー。」
噂をすると、ハウが駆け足で
こちらに向かってやってくる。
「おーハウ。ハラさんは何処にいるんだ?」
「じいちゃん少し出掛けちゃったみたいー。ちょっと待ってればーそのうち来ると思うー。」
祖父と孫で本当に良く似ている。
マイペースなところが。
「そうか。じゃあ待ってるしかないか……。コウタ、ハラさんが来るまで、リリィタウンを回って見ると良いよ。僕とロサブラはここでまってるからね。奥に島の守り神がまつられている遺跡があるから、そこに行ってみてもいいんじゃないかな。」
「了解です!じゃあ行って来ますね!行くぞアシマリ!」
『アシャマッ!』
そう言うとコウタは村の奥手にどんどん走って行った。
て言うか……………
『え、僕も待ってるんですかぁ?』
「あれ?何か不満だったか?」
『いや、別に………』
不満なんてないけど。
待つのが嫌いだからさ。
『そう言えば、リーリエは?何処に居るんでしょうか。』
「ん?あぁ、遺跡の方にでも居るんじゃないか?」
『そう、ですね。』
何だろう。
何故か嫌な予感がするのは、
僕の気のせいなのだろうか……。
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流南涙 - 月海。さん» ルザミーネさん推しのお方でしたらすみません!!!きちんと元に戻りますのでっ! (2018年1月3日 11時) (レス) id: 5d4c5d6413 (このIDを非表示/違反報告)
月海。 - おおう。ルザミーネさん悪役か。何があったらあんな中毒みたいにウルトラビーストに執着するんだろ… (2018年1月1日 4時) (レス) id: b2d559d9e7 (このIDを非表示/違反報告)
流南涙 - 黒猫さん» ありがとうございます!更新頑張ります! (2017年11月26日 8時) (レス) id: 13e460814b (このIDを非表示/違反報告)
黒猫 - 更新楽しみに待ってます!ロサブラちゃん頑張ってー! (2017年11月25日 23時) (レス) id: 04cf0d7a4d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:流南涙 | 作成日時:2017年11月18日 22時