パートナー ページ20
「さぁコウタ。この中から君のパートナーを選ぶんだ。」
ポケモンが出ているついでにと
博士はリリィタウンにつく前に
コウタにポケモンを渡すらしい。
博士らしいな。
「うわぁ迷うなぁ。博士、この子たち名前はなんて言うんですか？」
「右から、くさタイプのモクロー、ほのおタイプのニャビー、みずタイプのアシマリ。皆頼りになる良い子たちだよ。」
「うーん悩むなぁ。」
コウタは目を輝かせて悩んでいる。
凄い楽しそうだな。
「あ、そうだ！ロサブラさんはどの子が良いと思いますか？」
『え、僕…？』
何で僕に話題をふるかなぁ。
うーんわっかんないよ。
わっかんないけど………。
『モクローかなぁ。』
「何でです？」
『何でっていわれても……』
(ﾓｽｯ)
僕はモクローを抱える。
『この子が１番、私と似てそう……だから？』
「似てる、ですか？」
『うんまぁ。直感だけど。でもまぁ、自分が思う子で良いんじゃない？僕には権利はないから。』
「そっか、そうですね！ありがとうございました！じゃあ、博士！俺アシマリにします！」
「そうか！よしわかった！大切にしてくれ。」
『アシャマ！(嬉しいわ♪よろしくコウタ！)』
コウタもアシマリも嬉しそう。
この子が１番のパートナーになるんだから心配する必要はないよね。
『コウタ、アシマリがよろしくだって。よかってね(ﾆｺ)』
「はい！よろしくなアシマリ！」
『アシャ』
「ていうか、ロサブラさん何でアシマリの言葉がわかるように言うんですか？」
あ。
やばい。普通に言っちゃった。
まぁ、いいか。
コウタは悪い人じゃないし。
『生まれつきの体質でね。本当に聞こえるんだ。ポケモンの言葉が。あと、その子女の子だからお手入れはサボっちゃ駄目だよ。』
「凄いですね、何でもわかるんですか！」
『あれ、信じてくれるんだ。』
普通の人ならこんなこと
信じてくれるかわからないのに。
「だって、凄いですもん！話せることもっと誇りに思ったほうがいいですって！」
『……そうなのかな。まぁいいや。信じてくれてありがとうコウタ。』
面白いんだな。
人間っていうのは
色んなたちがあるんだ。
変わってるよ本当に。
「よしじゃあそろそろリリィタウンに行こうか！皆待ってるしな。」
「はい！」
『了解でーす』
考え事は結局博士の声で遮られたけれど心には何か暖かい物が残っていた気がした。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 52人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ポケットモンスター」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
流南涙 - 月海。さん» ルザミーネさん推しのお方でしたらすみません！！！きちんと元に戻りますのでっ！ (2018年1月3日 11時) (
レス) id: 5d4c5d6413 (このIDを非表示/違反報告)
月海。 - おおう。ルザミーネさん悪役か。何があったらあんな中毒みたいにウルトラビーストに執着するんだろ… (2018年1月1日 4時) (レス) id: b2d559d9e7 (このIDを非表示/違反報告)
流南涙 - 黒猫さん» ありがとうございます！更新頑張ります！ (2017年11月26日 8時) (レス) id: 13e460814b (このIDを非表示/違反報告)
黒猫 - 更新楽しみに待ってます！ロサブラちゃん頑張ってー！ (2017年11月25日 23時) (レス) id: 04cf0d7a4d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：流南涙 | 作成日時：2017年11月18日 22時
