はじめまして ページ19
今、私たちは
リリィタウン……
島キングハラさんのいる町へと
向かっている。
「おっと、いけない！最初の３体の入ったモンスターボール忘れてしまった！リーリエ、君は先にリリィタウンに行っていてくれ。スプレーは持ってるよな？」
え………嘘でしょ、博士。
コウタって子が貰う
初めてのポケモンを普通忘れます？
「はい、所持しています。了解です。では、後程。」
「あぁ、すまんな。ロサブラ、君は僕と一緒に来てくれるかな。」
『え、あぁ、はい。わかりました。』
のんきだな、博士は。
まぁ、そこが良いところなのかもしれないけれど。
そして僕と博士は
一度家に戻り、また１番道路あたりへと来ていた。
『まったく……博士は。』
「あっはは、すまないね。」
今度こそ、
博士の手には３つのモンスターボールが握られている。
よし、大丈夫みたいだね。
「よし、じゃあリリィタウンに再度しゅっぱー(ポン！)ってあれ？」
『ホロォォ！』
『ニャー！！』
『アシャマ！』
博士の台詞を遮って
ボールから出てくる初めの３体
モクロー、ニャビー、アシマリ。
すると、凄いスピードで
１番道路のほうへ進んでいく。
「な、どうしたんだ？」
あの短いあいだだったけど、
僕には確かに聞こえた。
『ポケモンたちは危ないって、言ってました。何かあるのかもしれません。急ぎましょう。』
「あぁ！」
僕たちは１番道路にダッシュする。
すると、そこには
今にもヤングースに襲われそうな
少年がいた。
そして驚くことに初めの３体たちは
その少年をヤングースから助けたのだった。
「あれは、コウタじゃないか。」
『あぁ、あのこが。』
よほど驚いたのか
ポケモンたちを見つめて
唖然としている少年は
博士が先程言っていたコウタ
という男の子らしい。
「おーい！コウタ！」
「あっ！ククイ博士！………と…？」
少年は僕を見てきょとんとする。
あ、そうだ。初対面だったか。
「おっと、紹介が遅れたね。この子はロサブラさ。訳あって、僕の家で生活していてね。そしてコウタ、君の先輩になるんだ。色々教えてもらうと良いよ。」
えーーーー。
なんで勝手に決めるんです、博士。
ﾊｧｧｧｧｧまったく……。
『どうも。ロサブラです。よろしく、コウタ。』
「あ、はい！よろしくお願いします！」
僕なんかに
あまり期待されても。
僕は何だか心配だよ。
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流南涙 - 月海。さん» ルザミーネさん推しのお方でしたらすみません！！！きちんと元に戻りますのでっ！ (2018年1月3日 11時) (
レス) id: 5d4c5d6413 (このIDを非表示/違反報告)
月海。 - おおう。ルザミーネさん悪役か。何があったらあんな中毒みたいにウルトラビーストに執着するんだろ… (2018年1月1日 4時) (レス) id: b2d559d9e7 (このIDを非表示/違反報告)
流南涙 - 黒猫さん» ありがとうございます！更新頑張ります！ (2017年11月26日 8時) (レス) id: 13e460814b (このIDを非表示/違反報告)
黒猫 - 更新楽しみに待ってます！ロサブラちゃん頑張ってー！ (2017年11月25日 23時) (レス) id: 04cf0d7a4d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：流南涙 | 作成日時：2017年11月18日 22時
