Sluiten maar verre liefde ～初恋キノコ～ (ページ6)

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Donkere dagen per ページ6

あの日から僕の眼に光が入らない

A『好きです』

あの言葉が僕の耳の中でこだまする

キーンコーンカーンコーン…

授業終了のチャイムだけがむなしく響く

今日も学校が終わってしまった

何もない時間だけが過ぎていく

Aちゃんが今吉さんの事が好きなのは何となく気づいてはいたけど、それを目の当たりにする

のでは重みが違う

人は恋しい人に振られただけでこんなにも世界に意味がなくなるのだろうか

Aちゃんとはあの日から1言も話してない

彼女の態度もなんだかよそよそしくて、僕も彼女に会わせる顔がない

桜井「はぁ…」

青峰「おい、良！」

あ…青峰さん…

桜井「どうしたんですか青峰さん…」

青峰「お前の方がどうしたんだよ。ここ最近何か様子へんだぞ」

青峰さんにまでこんな事言われちゃうんだ…

桜井「いや…別に何でもないです…」

青峰「ふーん、そうか。さつきが心配してぞ。そんだけだ、じゃあな」

それだけ言って青峰さんは行ってしまった

この後どうしよう…部活に行っても集中出来ないし…家に帰っても暇だし…

桜井「はぁ…」

僕の周りの世界はまだ色を持っていない