Dislivello～50cmの距離～ (ページ5)

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4cm ページ5

何だろ…この謎の体制は…
Aちんを中心に厳つい男達が整列してるし…てか、まさ子ちんまでいるし…いつの間に…
「では、こうして体制も整ったことだ。自己紹介をしてもらおう。」
「は、はい…」
うわー、まさ子ちん、ちょー怖いよ。竹刀持ってるからどこぞの危ない人に見えるし…
「誰が危ない人だ、紫原…」
「え…えーと…誰だろうね…」
心の中まで読むんだね、まさ子ちん…
「監督と呼べと言っているだろうが。」
「……はーい」
本当超人だよね…
「えっと…では、自己紹介させて頂きます。私の名前はAです。昨日ここの学校に転校してきました。１年です。バスケットボールは少しだけやったことがあります。今日は部活見学させていただきます。よろしくお願いします。」
へー、バスケやった事あるんだ…
「まぁ、今日はゆっくり見学してくれ。では、私も挨拶をしよう。私の名前は荒木雅子。ここの監督をやってる。」
「はい、よろしくお願いします。」
「それでは、あとは岡村、頼んだぞ。」
「わかりました。じゃあ、まず…俺の名前は岡村健一。バスケ部主将だ。」
「別名アゴリラだよww」
「アゴリラ言うな、福井！！？」(泣)
…このくだり飽きたな…
「てな訳でオレの名前は福井健介。副主将やってるよ。よろしくねぇww」
「はい、よろしくお願いします。」
「次はオレアル。オレの名前は劉偉アル。中国から来たアル。よろしくアル。」
「はぁ…なんで語尾にアルつけてるんだろう？」(ボソッ)

ー５分後ー

「これで全員だ。まぁ、今日は見学なんだし、気軽にやってくれ。」
「はい、了解しました。」
「じゃあ、各自練習を始めろ！！」
「「はいっ！！」」

バタバタ…

「さぁ、アツシも練習始めるよ。」
「ういー…」
この時はまだ知らなかった…彼女の能力を…