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3cm ページ4

「バスケ部の練習を見に行きたいのかい?」
「はい、実は私、今、部活見学をしていまして。今日はバスケ部に行ってみようかと思ってたんですけど、道に迷っていまして…」
「そうだったんだぁ。」
確かにこの学校広いもんなぁ…でも、迷うほどでもなくね…?
「…あ、もしかしてAちんって方向音痴だったりする?」
「Aちん?……まぁ、もしかしたら、ちょっとだけ入ってるかもですね…」(笑)
照れてる顔も可愛いんだな…………って、さっきからオレは一体何を考えてるんだ…
「それなら、案内するよ。俺達ももう行かなくちゃいけないしね…」
「良いんですか?ありがとうございます。」
「もちろん。さぁ、アツシ行くよ。」
「はーい。」

ー15分後ー

「さぁ、着いたよ。今はここで練習しているんだ。」
「へー…」

ガラガラっ

「すみませんっ、遅くなりました。アツシ見つけて来ましたよ。」
「遅いぞっ!…って、誰、そのカワイイ子っ!!」
何か、みんなコッチに向かって走って来てるんだけど…しかも、ちょー笑顔で…
「うわー!こんにちは!どうしたの、こんなむさ苦しいところに何か用かな?♪」
「むさ苦しいって、おい!」
「うっせぇ、アゴリラ。」
「アゴリラって!!」(泣)
「可愛いアルねー。ちっちゃくて。」
女の子1人に大男達が群がる場面はある意味圧巻だった。
「え…えーとっ…」
うわー…やっぱ、引いてるよ…こんな時は……どうすればいいんだったけ…?
「ほらほら、みんな、Aちゃんがびっくりしてるじゃないか。もう少し落ち着きなよ。」
あ…室ちんに先こされちゃったよ…
「この子はAちゃん。昨日転校して来たばかりなんだって。それで、バスケ部を見学したいって言うから連れて来たんだ。」
…なんか、室ちん、やけにAちんになれなれしくない?先にAちんと会ったのオレだし…
「ほー、見学しに来たのか。そうゆう事ならゆっくり見学していくんだぞ。」
「はい、ありがとうございます。アゴリラ?さん。」
「アゴリラって!!しかも、初対面の女の子にっ!!」
「ぶっはははーーー!!」
「?」
天然入ってるのかな?
「…まっ、まぁ、皆さん、とりあえずその事は置いといて…」
「置いておくのかっ!!?」
「まずはお互いに自己紹介しましょう。」
「スルーっ!!?」
本当にうるさいなぁ…ヒネリつぶしたくなるよ…

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設定タグ:黒子のバスケ , 恋愛 , 空想   
作品ジャンル:アニメ
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nazko(プロフ) - 結構好きです☆更新楽しみにしてますよー☆ (2014年3月7日 19時) (レス) id: c3f79b13bc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:VALGUS | 作成日時:2014年3月5日 20時

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