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13cm ページ15

Aちんがマネになってから1週間がたった
「あと5周です!頑張ってください!」
マネの仕事も板についてきたみたいだし…
「紫原くん!歩いてないできちんと走ってください!」
あーあ、ばれちゃた…
「見えてますからね!!」
確か一部では鬼マネージャーって呼ばれてるんだっけ?

ーーーーーー

「今日も練習お疲れさまでした!で、皆さんに連絡事項があるのですが…」
連絡事項?何だろ…?
「突然ですが明後日他校との合同練習をする事になりました」
合同練習…?
「WCも近づいてきたので今のうちにチームの力を試しておきたいと思いまして」
「なるほどね…で、何処とだい?」
「それはお楽しみにしておいてください!以上です!」
お楽しみって…何それ?

ー2日後ー
「皆さん集合してますか?」
「全員居るぞー!」
「じゃあ、皆さんバスに乗ってください!」

ブロロロ…

「あー…もぐもぐ…」
「何のお菓子食べてるんだい、アツシ?」
「んー…ビーフシチュー味のまいう棒だよ」
「また変な味を…」
変な味って…美味しいのに…
きっとAちんならこの美味しさを理解出来ると思うんだけど…
「でも、何処に行くんだろうね?結構遠くまで来たけど…」
「何処だろうねぇ」

ーーーーーー

「…くん…原くん…」
ん…あれ…?Aちんの声が聴こえる…
「起きてください紫原くん!」
「…うーん…って、うわっ!!」
Aちんの顔が目の前に…!!
「どうしたんですか!いきなり大きい声だして…びっくりしたじゃないですか!」
ヤバい…なんか心臓がバクバク言ってるんだけど…なんで?
「ぼーっとしてないで、到着したので行きますよ!ほら、立って!」
だめだ…なんでか足に力が入らない…
「まだ、寝ぼけてるんですか?たくっ…しょうがないですね…ほら」
何…コッチに手伸ばして…?
「!!」
Aちんがオレの手握ってる!!
え!え!なんでこんなにオレの心臓バクバクしてんだ!顔もなんか火照ってるみたいで…!
「引っぱりますよー。せーのっ!」
「のわっ!」
たとえ2m越えの人でもいきなり引っ張られたら誰でもよろけるものだ
案の定紫原はAに抱きつくような形をとってしまった
「なっ!ごっ、ごめん!なんか足ふらついて!」
なんかすげー言い訳してるみたいなんだけど…
「しっかりしてください!…あー!紫原くんが遅いから相手校の選手来ちゃたじゃないですか!」
ん?何か窓の外に見慣れた姿が…?
「おーい、紫っち!」
「黄瀬ちん?」

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設定タグ:黒子のバスケ , 恋愛 , 空想   
作品ジャンル:アニメ
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nazko(プロフ) - 結構好きです☆更新楽しみにしてますよー☆ (2014年3月7日 19時) (レス) id: c3f79b13bc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:VALGUS | 作成日時:2014年3月5日 20時

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