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10cm ページ12

「…」
「…」
お互い固まったままどれくらいたっただろう
「…すごい偶然だね…」
やはり1発目の言葉はこれしかない
「偶然っつーかマジありえないっしょ…」
「ありえないねー…」
「え…いつからここに住んでるの?」
「1週間前に引っ越してきたばっか…」
「あー、なるほど…」
で…このあとどうすれば…

ガチャ…

…?
「じゃ、じゃあ、私帰るね…バイバイ」
「あ…え…うん…バイバイ…」
そう言って彼女はドアを開け、帰っていった
「…ふぅ…」
なんか今日1日色々ありすぎて疲れたな…
がちゃがちゃ…
でも、まさかAちんが隣に住んでるなんて…
ガチャ…キィィーー…
「オレどうすればいいんだろう…」
いくら考えてもわからなくて、でも途中で、なんでそんな真剣に考えてるのかもわかんなくなってぐちゃぐちゃになってしまった
「はぁ…」
もう考えんのやめよ…
「そうだ…Aちんからもらったお菓子まだ残ってたんだ。食べちゃお」
えっと…確かこのあたりに…
「おっ!あったあった」
うまそー
「あーん…もぐもぐ…うん、やっぱりこれうまいなー」
ピーンポーン…
?誰か来た…?
「はーい…」
がちゃ…
「あれ?Aちん、どうしたの?何か用?」
外に居たのはAちんだった
「いや、家に着いてからそういえばまだ隣に越してきたって挨拶してなかったなぁ…って思って挨拶しに来ました」
少しだけ照れながら挨拶しにきたAはなんだか笑えてしまった
「…ぷっww」
「?何で笑うんですか?」
「いや…なんかオレ達知り合いなのにこうやってマジメに挨拶しにくるなんて…ww」
「なっ!?//しっ、失礼ですよ!紫原くん!!///」
恥ずかしくなって赤くなってるのも可愛い…
「…ぷくっww」
「あー!また笑いましたね!!//本当に…そんな事より!挨拶の品物持って来たので受け取ってください!!//」
そう言って彼女は手に持っていた紙袋を無理矢理押し付けてきた
「渡しましたからね!!//それじゃあ私は帰りますっ!!//」
半分怒りながら彼女は自分の家に帰っていった
「挨拶の品物って…」
…とりあえず中戻ってあけてみるか

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設定タグ:黒子のバスケ , 恋愛 , 空想   
作品ジャンル:アニメ
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nazko(プロフ) - 結構好きです☆更新楽しみにしてますよー☆ (2014年3月7日 19時) (レス) id: c3f79b13bc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:VALGUS | 作成日時:2014年3月5日 20時

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