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「大丈夫…?」
ナル「だ、大丈夫だってばよ…」

とにかく、サクラを助けないと。

ナル「A、そんな顔すんな」
「…………?」
ナル「俺ってば、すごい術持ってんだってばよ!」

そう言いながらナルトは印を組む。
そして、自分の親指を噛み、血を出した。
……いや、まさか…。

ナル「口寄せの術!!」

煙が舞い上がる。
ナルト……いつの間に口寄せの術なんて…
煙から出てきたのは…

「……蛙?」
?「なんじゃ!ガキじゃがな!」

出てきたのは、小さなオレンジ色のカエル。

ナル「俺ってばアレだ!お前みたいなカエルが
大っ嫌いだー!」
?「両生類ナメんじゃねーぞ!!あ!?」

なんだこのカエル…
すると、カエルが私の方を見た。
蛙はあまり好まない。

ガマ吉「おうネーチャン。
なかなか可愛いじゃねぇか。
俺はガマ吉っちゅうモンじゃ」
「………私は、」
ナル「コラァ!Aを口説いてんじゃねーよ!!
Aもこんな奴に名前なんて教えなくていいってば!」
ガマ吉「んだとテメェ!!俺の恋路を邪魔すんな!!」

なんか喧嘩始めたんだけど。

「喧嘩している場合じゃない。」
ナル「そ、そうだったってばよ…」
ガマ吉「クールなネーチャンじゃな!
ますます惚れた!」
ナル「うるさいってばよ!」

気絶しているサクラを見つめる私たち。
そろそろサクラを助けないと、死ぬ。

我愛羅の身体はいつの間にか全体が
砂で覆われていた。

我愛羅「どうする?俺を倒さなければこの砂は
解けないぞ!」

それどころか、この砂は時間が経つとともに身体を締め付け、いずれサクラを殺してしまうらしい。


我愛羅「砂手裏剣!!」
「水が少ないけど……水遁・水龍弾の術!」

少し水が少ないが、時間稼ぎにはいいだろう。
その隙にナルトとガマ吉さんを抱え、
別の木へ乗り移る。
ギロリと私たちを睨んでいる、あの目。

我愛羅はずっと独りぼっちだった。
だから助けなければならない。
家族だから、親戚だから。

我愛羅「砂手裏剣!!」
「………!」
ナル「A!」

眼に力を込めて、目を開く。
案の定、氷結眼で我愛羅の下半身が凍る。

ナル「な、なんだってば……?」

その瞬間、我愛羅のしっぽが飛んでくる。
ナルトが私を庇い、吹っ飛ばされるけど
ナルトは何度攻撃を受けても立ち上がる。

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だいりにん - 面白いです(*´∇`*)更新頑張ってください!! (2019年10月8日 13時) (レス) id: 496f3cd6be (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 続き楽しみにしてます!頑張ってください! (2019年10月4日 15時) (レス) id: e826140184 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 更新頑張ってください! (2019年9月2日 7時) (レス) id: e826140184 (このIDを非表示/違反報告)
ミコト(プロフ) - ハマっちゃいました!続き楽しみにしてます^o^ (2019年8月30日 21時) (レス) id: 47f303260b (このIDを非表示/違反報告)
4月生まれなのに雛人形(プロフ) - とても面白いです!更新頑張ってください。 (2019年8月21日 23時) (レス) id: 9f0470a004 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:舞中蠍 | 作成日時:2019年7月24日 8時

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