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「…シカマル、頑張って」
シカ「…おう」

そう言って私はパックンの後に続いた。

ようやくサスケに追いついた…
んだが、危なかった。

サスケは枝に倒れ込み、それを砂の怪物が襲う。
危機一髪のところでナルトが怪物に蹴りを入れた。

サク「サスケ君!」

サスケは呪印が出ているものの、死んではいない。
そうか、確か大蛇丸の…

ナル「A…サクラちゃん。
…アイツ…なんなんだってばよ!?」
パックン「姿形は変わっとるが、
我愛羅とかいう奴じゃ」
「が……あら、」

半身が砂に覆われ、呻き声を上げている。
とてもあの冷静な我愛羅とは思えない。
私には珍しく、動揺している。

「…っ、早くここを離れよう」

しかし、私の横を影が走り抜ける。
我愛羅だ。

「ッ、しまった____」
我愛羅「死ねェェうちはサスケェェェェ!!」
ナル「ッ!」

間に合え、間に合えとサスケの前に立とうとした
私より先に。
サスケの前に立ちはだかったのは、サクラだ。

我愛羅「ッ!邪魔だ!!」
サク「ゔッ!!!」
「サクラ!…っ、間に合え。」

木に打ち付けられるサクラ。
ひとまずサスケを抱えて、別の枝に移動する。

ナル「サクラちゃん!!」

我愛羅は頭を抱えて、こちらを睨んでいる。

我愛羅「コイツらは…!!」
「我愛羅……」
我愛羅「お前らにとって……何だ!?」

その言葉に、ナルトがゆっくり立ち上がる。

ナル「コイツらは……俺の仲間だってばよ!
これ以上ちっとでも傷つけてみやがれ…!!
テメェ、ぶっ飛ばすぞ!」
「ナルト……今はこっちが不利。挑発はダメ…
………それと、我愛羅は殺さないで欲しい。」
ナル「A……?」

すると、サクラの叫び声が聞こえた。
どうやら、我愛羅の腕に締め付けられたらしい。

「……………」
我愛羅「どうした…!?ぶっ飛ばすん
じゃなかったのか?」
ナル「ッ…」

感情に流されちゃダメ。今はきっと尾獣が…。
このまま無事にサクラを助けて、皆で助かる方法…
ジワリと手汗が滲む。

我愛羅「お前らは本当の強さを履き違えている…」
ナル「うるせー!!!」

我愛羅くんに襲いかかるナルト。
しかし、尻尾のようなもので吹っ飛ばされる。

「ナルト!!!」

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だいりにん - 面白いです(*´∇`*)更新頑張ってください!! (2019年10月8日 13時) (レス) id: 496f3cd6be (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 続き楽しみにしてます!頑張ってください! (2019年10月4日 15時) (レス) id: e826140184 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 更新頑張ってください! (2019年9月2日 7時) (レス) id: e826140184 (このIDを非表示/違反報告)
ミコト(プロフ) - ハマっちゃいました!続き楽しみにしてます^o^ (2019年8月30日 21時) (レス) id: 47f303260b (このIDを非表示/違反報告)
4月生まれなのに雛人形(プロフ) - とても面白いです!更新頑張ってください。 (2019年8月21日 23時) (レス) id: 9f0470a004 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:舞中蠍 | 作成日時:2019年7月24日 8時

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