【NARUTO】赤色は激烈の象徴 ２

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「サクラはそんな術で棄権なんかしない」
ナル「そーだそーだ！！やめろ！
サクラちゃん！！」
いの「チッ……うるさいわねナルト…」

しかし、急にサクラが頭を抱えて苦しみ始めた。

サク「棄権なんてして…
たまるもんですかァァァ！！！」
「…サクラ」

サク「もう…ダメ……解！！」

サクラがそう言うと、いのがピクリと動き、立ち上がる。どうやら、自力で術を解いてしまったようだ。２人はお互いに走り、拳を振りかざす。

サク「ゔッ！」
いの「ん''ッ！」

しかし、お互いの頬を殴ってしまい、
その場に倒れた。

ハヤテ「両者、試合続行不可能。
第４回戦の通過者、なし」

第５回戦は、
テンテンさん対砂の里のテマリ姉さん。

勝者はテマリ姉さんだった。

第６回戦。
シカマル対ガンナという人。

あっさりシカマルが勝ってしまった。

ナル「ん？どうしたんだってばよ？A」
「次、私になりそう」
サク「アンタの予感とか勘って、
結構当たるわよね」

皆と話しているうちに、第７回戦の対戦者の発表。

________


キン・ツチ

vs

いろは A


________

「…頑張る」
ナル「おう！」
サク「頑張りなさいよね」
カカ「……ん！」

皆に見送られながら下に降りた。

このキンって人…
ドスとザクの技は見てきたけど、
キンの技は見てない。

ハヤテ「それでは、第７回戦……始めてください」

その言葉を合図に、私は身構える。
キンは、鼻でフンと笑った。

キン「お前……ムカつくくらい良い面してじゃん」
「…そう」

キン「その綺麗な顔に傷つけられたくなかったら、棄権しな！怪我じゃ済まないよ」
「………呆れた。」

「自分の顔なんか、思い入れはない。
棄権しない。」
キン「あっそ、どうなっても知らないよ」

そう言ってキンは私に向かって何か投げてきた。
クナイ…ではないみたいだけど…

頭を下げて避ける。

壁に刺さったソレは千本という武器。
鈴が付いている。

キン「まだまだ！」
「…白紅」
ナル「A！！」

白紅を投げつけ、キンの体にまとわりつき、
身動きを取れないようにする。

「…火遁・豪火球の術」

白紅にチャクラを入れて、キンの体は燃え上がる。

キン「うっ！」

だが、致命傷には至っていない。

「……氷遁・氷林山」

キンは氷に包まれて勝負は一瞬にして終わった。

ハヤテ「キン戦闘不能により…
第７回戦の予選通過者はいろはA！」

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