【NARUTO】赤色は激烈の象徴 ２

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カカ「よ！」
サク「“よ！”じゃないわよカカシ先生！
サスケ君は大丈夫なの！？」
カカ「大丈夫。今は病院のベットでぐっすりだ」

それを聞いて、サクラは胸をなでおろす。
カカシさんは私の隣に立ち、
私の短くなった髪の毛を撫でた。

カカ「切っちゃったの？」
「ええ」
カカ「Aの髪、綺麗だったのにね」
「また伸ばします。というか触らないでください」
カカ「冷たいねぇ」


ナル「A、第三試合始まるってばよ！」
「分かった」

ナルトは期待した目をパネルに向ける。
しかし、パネルに表示された名前は…

________

いした リョウ

vs

カンクロウ

________


カンクロウ兄さんか。傀儡使うんだろうな。

ハヤテ「それでは、第三回戦、始めてください」
リョウ「先手必勝！！」

リョウとかいう奴はカンクロウ兄さんの
身体を縛り付ける。
それも、自分の腕や足を使って。

「……」
カカ「あらゆる関節を外して、
チャクラで操ってるんだろうな」
「…ふぅん」

リョウはカンクロウ兄さんにギブアップしろと言う。しかし、カンクロウ兄さんはギブアップをしない。

その途端、リョウがカンクロウ兄さんの首を締め付ける。カンクロウ兄さんの首はガクリと垂れ下がった。

リー「首の骨が折れた…！！」
「……いや、」

しかし、リョウが締め付けていたのはカンクロウ兄さんではなく、人形だった。今度は人形がリョウを縛り上げる。

リョウ「ぎ…ギブ………あ''ァァァ！！」

リョウは叫んだ後、パタリと倒れた。

ハヤテ「試合続行不能につき、勝者、カンクロウ」

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