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外がほんのり夕色になっていく頃。
「あっ…乃木、そろそろ帰らなくちゃ。」
乃木「えー、泊まりたいー」
「駄々をこねるなら、今ここで消しましょうか。」
ロッ「A。今日はいいぞ。泊まればいい。」
えっ?とロッティを見ると、ユイを指さしていた。
「あぁ…成程。どうせ、ユイが泊まるから
私達がいた所で変わらないんでしょう?」
ロッ「その通りだな。」
ロッティが言うなら仕方ない。
私は諦めて、今日は泊まることにした。
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ユイ「そう言えば、Aと乃木さんって
どうやって知り合ったんですか?」
乃木「えぇー♡ユイちゃん、それ聞いちゃう?」
「乃木、気持ち悪い。
ユイ、どうして気になったの?」
えっ、と真顔で見てくる乃木をほっといて、
私は何故聞いてきたのかをユイに聞いた。
ユイ「えっと…乃木さん、Aのこと
明らかに好きだし、どうやったらそんなに
信頼し合える関係になるのかな、って」
乃木「…俺はあっちいってるから、
A話しといて。」
「…分かったわよ。」
乃木がゲストルームに行ったのをみて、
私は口を開いた。
「さっきも言った通り。私と乃木は幼馴染よ。
細かいところは省くけど…ある小さい村で
私達は育ったわ。」
あれは、まだ私達が幼子の頃ね。
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一寸先はダーク - この小説良いですね!乃木君の一方通行っぽい感じがとても良いです!!最高。更新無理せず頑張って下さい!応援してます! (2020年5月19日 3時) (レス) id: 771b180e53 (このIDを非表示/違反報告)
舞中蠍/のあ(プロフ) - 夜桜さん» そう言って貰えて、私も嬉しいです! (2020年3月19日 21時) (レス) id: ff6619b807 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜 - キャラの性格がブレてなく違和感なく読めました!乃木君の小説が少ないのでこの小説を見つけれて嬉しかったです。これからも頑張ってください。 (2020年3月19日 21時) (レス) id: cec74c4d6f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:舞中蠍 | 作成日時:2020年3月14日 12時