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⭐︎ ページ22

土方said


昼飯の後、俺と香月は見廻りへ向かった。

途中、街を見て香月が微笑んだ。



「お前、江戸へ来てから笑うようになったな」


「え、そうか?」


「相変わらず無表情の時が多いが、武州にいた頃よりは笑うようになったなと」


「、、、、そう、かもな。江戸の情景は昔を思い出す。懐かしいんだ」

「昔をか?」


「あぁ。まだお前達に会う前の話だよ」


「それは話してくれねぇのな」


「いつか話すさ」



少しさびしそうな、憂いを帯びた笑顔に
胸が締め付けられた。



「少し寄りたいところがある。いいか?」


「あぁ、構わねぇよ」








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作者名:花咲 あずみ | 作成日時:2024年3月14日 16時

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