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行くところも無くただ彷徨っていた私は、近藤勲と言う男に拾われた。
金なんて持っていなかった私は、風呂に入ることもできず、返り血を浴びた状態で数日間。
血生臭かったりとても綺麗とは言えなかっただろう。
でもそんな私を拾ってくれた。
風呂に入った後、ご飯を用意してくれたのでそれを食べ、近藤さんに連れられとある道場へ向かった。
そこには、何人かの男が竹刀を振って稽古をしていた。中には小さい子供もいる。
「皆んな！今日から仲間になった子だ！
ほら、自己紹介して？」
私は自己紹介を始めた。
「､､､､香月。香月鈴」
「鈴ちゃんだな！俺は近藤勲。よろしく」
ほら、お前らも。と近藤さんが言うと、
「､､､､土方十四郎だ」
「沖田総悟」
土方十四郎、沖田総悟。覚えた。
一人は画用紙に「斎藤終」と書いて見せてきた。
なかなか独特な奴らがいる。
ここから、私の運命の歯車が動き出した。
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
初めまして！花咲あずみです！
この度はこの作品を見ていただきありがとうございます。
処女作なのでどうなるかわかりませんが、暖かい目で見守ってくださると嬉しいです。
出来るだけ早いペースで更新します！
よろしくお願いします！
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作者名：花咲 あずみ | 作成日時：2024年3月14日 16時
