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# ページ5

やっぱり俺は何かおかしいとは思っていたけど、なんだったんだろう。



「ちょ、A!」


ころんの叫ぶ声が聞こえる。

あいつがAに何かやったのか?

そう思うと勝手に体が動き出した。



「おい!ころん!お前何やったんだよ!」


服の襟を掴んでいった。



「ぼ、僕はなにも…」



普通嘘をついてないのなら、目は背けないはず。

なのにころんの目は背けていた。



「さとみくん?そこまでにしとこうよ。いくらAが好きでも暴力はいけないよ…」



いつの間にか俺は腕を上げて、もうそろそろころんの顔を
殴るまで行っていたらしい。



「さとみくん…。ごめん…心当たりはあるけど…いえない。」



なんなんだよ。それ。



「ごめんなさい。私もちょっと心当たりある。」


は?



それから俺は一旦頭を冷やした。

そして、AにLINEを送った。

《なにかあったら。俺にそうだんしてください。》



ころんと紗菜も何か送ったようだ。

何があったのかは知らないけど何となく、恋愛絡みだと俺は悟った。

紗菜ところんの顔が真剣だったから。



「とりあえず、紗菜は帰れ。」



「うん、お邪魔しました。」



そう行って帰って言った。



「ころん。お前何言ったの?」



「僕は…Aに相談したくて…」


「なにを?」



「僕が紗菜ちゃんを好きって言うのを言った。そして、これから相談していい?って」



「それだけ?」



「うん。」



この話を聞くに…。

多分Aはころんが好きで、その好きな人にこんな話をされたら…まぁそうなるわな。



「なぁ、ころんってさ。Aのことどう思ってるの?」



「な、なに急に…。と、友達だよ。」



そういうころんの顔は歪んでいた。

本当なのかよ…。




そのあと、ころんはかえった。


次の日、Aは普段どうりだったけど…やっぱり何かおかしい気がした。

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ゆぅり - 話が神過ぎてやばいんですが (2022年9月7日 1時) (レス) @page29 id: f99601ab3b (このIDを非表示/違反報告)
りい-Rii-@わたあめ(プロフ) - さとみくんの、はいストップー!のところ、はいストラップー!になってますよ。 (2020年9月23日 18時) (レス) id: edab8e7c8b (このIDを非表示/違反報告)
山田山田 - さあああああいこう!!!! (2020年9月13日 14時) (レス) id: 8e52de72b8 (このIDを非表示/違反報告)
るん - Mayさん» あの、占ツクやめるのなら、お話のネタを譲っていただけないでしょうか。突然すみません (2019年11月3日 17時) (レス) id: 306989c0e0 (このIDを非表示/違反報告)
こんぶ - とても面白いです!!完結まで頑張ってください!!(^_^) (2019年8月21日 15時) (レス) id: a8e2d2bd4e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:May | 作成日時:2019年7月25日 15時

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