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# ページ25

とてもよく分からない状況になっている。


「じ、じゃあ!私、ころんの家行ってくるね!」


そう言って紗菜はころんの家の中に入っていった。


「今から俺らどうする?」


さとみが聞いてくる。

(さっきキスなんてしたから...)



「ん?どした?」


(顔が見れないよ...)


「え、えっと別になにもないって言うか!?」


「あ、もしかして。キスされて照れてるの?w」


さとみは余裕そうな顔をしている。


「そ、そんなわけないし。」


実は私が照れていることなんてさとみにはお見通しだろう。


「俺の部屋で遊ばない?」


「あ、いいけど」


私達はころんの家の前から徒歩30秒で着くさとみの家に着き、さとみの部屋に入った。


やっぱりこの家具の配置は落ち着く。


「あの、さ。」


「ん?なに?」


重い表情で、こちらを見てくる。

なんだろう


「マリカで、負けた方は買った方の命令聞くやつしよ。」




思い詰めた表情していたのに、普通のゲームだった。


「うん、いいよ。命令がかかっているなら私本気出しちゃうからね!」


「俺も」


4レースで勝敗がきまることにした。


1レース目 私の勝ち

2レース目 さとみの勝ち

3レース目 さとみの勝ち

4レース目 私の勝ち


この場合どうなるのだろう。


「さとみ、もう1回する?」


「いや、両方命令しょうよ」


「じゃあ、私からでいい?」


「うん。」


どうしよう、何にしよう。

特に思いつくことは無かった。

けど、


「ギュってして。」


「へ?」


さとみの口から怠けた声が聞こえた。


「だから、ギュってして」


さとみは無言で私に抱きついた。


「なんで俺に抱きついて欲しかったの」


「別に」


なにもないのだ。

口から勝手に


「じゃあ、このまま俺の命令聞いてくれる?」


「いいよ。」


「あんまり、俺がいない所でころんと話さないで。その...心配」




あんまり意味が分からなかった。

正直、ころんがなんで私にキスをしてきたのかはわからない。



「それはいやだ。」


「そりゃそうか、ごめんよ。Aの好きな人はころんなのに」


何故か心がチクチクした。

そうじゃない


「そうじゃなくて!さとみを心配させるようなことはしないから。ころんにキスされそうになったらパパパパってにげるから」


「なにそれwありがとう。」

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ゆぅり - 話が神過ぎてやばいんですが (2022年9月7日 1時) (レス) @page29 id: f99601ab3b (このIDを非表示/違反報告)
りい-Rii-@わたあめ(プロフ) - さとみくんの、はいストップー!のところ、はいストラップー!になってますよ。 (2020年9月23日 18時) (レス) id: edab8e7c8b (このIDを非表示/違反報告)
山田山田 - さあああああいこう!!!! (2020年9月13日 14時) (レス) id: 8e52de72b8 (このIDを非表示/違反報告)
るん - Mayさん» あの、占ツクやめるのなら、お話のネタを譲っていただけないでしょうか。突然すみません (2019年11月3日 17時) (レス) id: 306989c0e0 (このIDを非表示/違反報告)
こんぶ - とても面白いです!!完結まで頑張ってください!!(^_^) (2019年8月21日 15時) (レス) id: a8e2d2bd4e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:May | 作成日時:2019年7月25日 15時

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