# ページ15
「お前ら気をつけろよー。」
そういってさとみはケラケラ笑う。
「さとみくん！ちょっと、話があるんだけど。」
真剣な顔つきで言っている。
「ちょっとまって。A、先に教室行ってて。」
「あ、うん。」
よく分からないけど、席を外した。
2人して真剣な表情だった。なんなんだろう。
放送室からでて、教室に向かおうとした時紗菜がいた。
「あ、A。その、いいたいことがあるの…。」
「じゃあ、場所変えない？」
真剣な顔で紗菜が言ってきた。
そういえばころんも真剣な顔だった気がする。
なんだろう。胸がザワザワする。
しばらく歩いて、階段の下まで来た。
「私昨日ね。Aの家から帰ったあと、ころんくんに告白したの！」
「返事は？」
「ちょっとまってだって。」
「へー。」
涙よ、止まれ。
紗菜ところんは両思い。そもそも付き合うのなんて時間の問題だったのだ。
私に入る余地はない。
そう心に言い聞かせる。
「いい返事もらえるといいね！」
「うん！」
それじゃ！といって紗菜は階段を上っていく。
いつかというか1分後にも、ころんがOKの返事を出すかもしれない。
付き合ったよ。っていう報告を2人から聞いた時私は耐えきれるのだろうか。
笑顔で『おめでとう』といえるのだろうか。
無理だ。
「え、A？」
顔を上げるとそこには今1番会いたくない人がいた。
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ゆぅり - 話が神過ぎてやばいんですが (2022年9月7日 1時) (
レス) @page29 id: f99601ab3b (このIDを非表示/違反報告)
りい-Rii-@わたあめ(プロフ) - さとみくんの、はいストップー！のところ、はいストラップー！になってますよ。 (2020年9月23日 18時) (レス) id: edab8e7c8b (このIDを非表示/違反報告)
山田山田 - さあああああいこう！！！！ (2020年9月13日 14時) (レス) id: 8e52de72b8 (このIDを非表示/違反報告)
るん - Mayさん» あの、占ツクやめるのなら、お話のネタを譲っていただけないでしょうか。突然すみません (2019年11月3日 17時) (レス) id: 306989c0e0 (このIDを非表示/違反報告)
こんぶ - とても面白いです!!完結まで頑張ってください!!(^_^) (2019年8月21日 15時) (レス) id: a8e2d2bd4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：May | 作成日時：2019年7月25日 15時
