精霊達の愛し子【番外編】 (ページ49)

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［ユウside］

エースの発言に呆れていると意外にも最初にジェイド先輩が同意した

ｼﾞｪｲﾄﾞ｢ふふ、そうですね。僕も皆様の笑顔が沢山見られるハロウィーンが大好きです｣

ｼﾞｬﾐﾙ｢いちいち言う事が胡散臭いんだよ……｣

ｸﾞﾘﾑ｢なあなあ、そんなことよりオレ様腹減ったんだゾ｣

｢まぁ、そろそろいい時間だもんね｣

流石食いしん坊グリム。
ご飯の時間だけは絶対忘れないもんな…

ｴｰｽ｢お、じゃあみんなで飯食い行こうぜ！いいっすよね、先輩？｣

ｼﾞｬﾐﾙ｢…お前、俺達に昼飯をたかるつもりだな？｣

ｴｰｽ｢え～人聞き悪いなあ。オレは尊敬する先輩達と一緒に楽しくご飯食べたいってだけですってえ！｣

ｼﾞｬﾐﾙ｢全く、調子のいいヤツ…｣

ﾚｲﾗ｢ふふ。ジェイドはお昼、どうしますの？｣

ｼﾞｪｲﾄﾞ｢僕ももうすぐ休憩時間なのでご一緒します｣

ｼﾞｬﾐﾙ｢それじゃあ行こう。早くしないと置いていくぞ｣

__________

お昼を食べ、そのまま先輩達と話していたらもうすぐ日が暮れる頃となってしまった

ｸﾞﾘﾑ｢今日はハロウィーンを見るためにいっぱい歩いて疲れたし、さっさと寮に帰ろうぜ｣

《オンボロ寮》

ﾜｲﾜｲｶﾞﾔｶﾞﾔ…)

ｸﾞﾘﾑ｢ん？寮の前に人が集まってるんだゾ…うちの学校のヤツらじゃねぇな。ハロウィーンの客か？｣

そう言うグリムの視線の先には…

女性A｢キャー！ゴースト、こっち見てー！｣

女性B｢ウィンクしてー！｣

ｺﾞｰｽﾄA｢いいよぉ～？｣

ﾊﾟﾁﾝｯ!)

女性AB｢｢きゃ～～～素敵！！｣｣

なんと、ゴースト達が女性にキャーキャー言われてるではないか！！

｢えぇ～…なんでぇ…？｣

ｹｲﾄ｢やっぱり騒ぎになってるね｣

ﾃﾞｭｰｽ｢凄い人だかり…ダイヤモンド先輩の言った通りだ｣

ｽﾃﾗ｢あ、ケイトさんにデュース｣

ﾚｲﾗ｢何かあったんですの？｣

ｹｲﾄ｢コレだよ｣

｢ん？｣と言いながらケイト先輩のスマホを覗くレイラちゃんに続く
そこにはグリムとゴーストが写ってる写真がマジカメにアップされていた

ｸﾞﾘﾑ｢なーんだ、オレ様が前にゴーストと撮った写真じゃねぇか！これがどうかしたのか？｣

ｹｲﾄ｢写真の下見てみて？｢いいね｣の数…つまりグリちゃん達の写真を評価してくれた数のとこ｣

ｸﾞﾘﾑ｢｢いいね｣した人の数…｣

ｸﾞﾘﾑ・ｽﾃﾗ｢｢い、1万！？！？｣｣