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にじゅうろく ページ28

城石 「それじゃあ行こうか」


「はい、」


城石「一人で歩けるか?」


「バカにしてます?笑」



とは言ったけど、体は思った以上にフラフラ。



城石「ほらー、やっぱ俺支えるからゆっくり行こうか」


「すみません…」


コーチと準備を終わらせ、ゆっくり歩き出す


「裏口に車停めてるから。とりあえずそこまで頑張って」


「了解っす」





やっと車について、助手席に乗ろうとしたら


城石「後ろで横になっといた方が良くない?」

と言われ、お言葉に甘えて後部座席で横になることにした。










「、、ね、むね!」


いつの間にか寝てしまっていたようで、

気がつくと病院に着いていた


城石「着いたけど起き上がれる?」


「大丈夫です」


城石「じゃ行こうか」


病院内に入ると周りからの視線が痛い。

これだけ大きい体してたらそりゃ目立つしな、と思う。

幸いまだ野球選手だとはバレてないようなので安心する。



きつい体では頭も働かなくて、

コーチに色々任せて椅子に座る。



しばらくすると看護師の方とコーチが一緒にやってきた。

コーチは手に体温計を持っている。


城石「ここだと目立つからとりあえず個室用意してくれるって。

誰かにむねだってバレたら面倒だし何よりバレるの嫌だろ?

そこ行って熱計って、診察してもらおう」


「はい、ありがとうございます…」


看護師「こちらにどうぞ」










部屋に入って体温計を差し込む。




ピピピッ



ようやく鳴った体温計、コーチがそれを見て



城石「うわ…」

と声を漏らす。


「何度っすか」


城石「38.9」


「あー、下がってないですね笑」


看護師「高いですね〜…医師が来るまで少々お待ちください」


城石「お願いします」

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味覚糖(プロフ) - 莉詩奈さん» 小説を全然作ったことなくて、初めてオリジナルフラグの存在を知りました…教えて頂き助かりました!!ありがとうございます! (2023年3月22日 17時) (レス) id: 5df4833bbe (このIDを非表示/違反報告)
莉詩奈(プロフ) - 失礼します。オ.リ.フ.ラ立っちゃってますよ!更新頑張ってください! (2023年3月22日 16時) (レス) id: 40cb652138 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:味覚糖 | 作成日時:2023年3月21日 16時

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