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よん ページ4

*




『こんにちはー…こんばんは?』



「こんばんはで正解じゃよ、Aの嬢ちゃん。
一体何時だと思っているのやら」



『う、ごめんなさい…』




「放火後誤字部下ツ恋」と訳の分からないメッセージが来たのは今日の昼。
読めないよ、とつっこみつつ解読できたのが放課後すぐ。
泉とお別れしたのが5時ごろ。


そこから今までの2時間は学院の海の近くでぼんやりしていた。

なんとなく、部活に行く気にはなれなくて、帰る気にもなれなくて、泉には心配かけたくなかったから部活に行きたくないとも言えなくて。


私の所属する軽音部の部員はこの不可解なメッセージをきちんと解読して5時に集まったのだろう。
既に時計の短針が7を指している今、この部室には部長たるこの学院の最年長者と自分しかいなかった。



「はぁ…嬢ちゃんはアイドル科の生徒ではないとはいえ、軽音部に仕事の依頼が来たんじゃからちゃんと集合には来てもらわんとの」



『え、仕事?』



夢ノ咲の部活はそこまで本格的なものではなく、ユニット単位で仕事が来ることはあっても部活単位で仕事が来ることはそうそうない。


ましてやアイドル科でもプロデュース科でもない、「特例」の私が表舞台に立つはずがない。
この学校にはにそういう約束で入学したのだ。


「そうじゃよ、UNDEADと合同でな。
…安心せいよ、おぬしが舞台に立つわけではないからの。」



とにかくこれ、と押し付けられた書類をろくに見もせずカバンに押し込む。



「そういえば、今日薫くんも来ておらんのう」



薫、その言葉にはたと手を止めてしまう。



『…いつものことじゃんね』



「うむ…まあこの仕事が終わるまでの1ヶ月間はおぬしら2人にはちゃんと出席してもらうからの」



『わかってるよ』



カバンを肩にかけて少し荒くバタン、と軽音部室の扉を閉める。

全て見透かしたような、かつて魔王と呼ばれた彼の言葉に少しの反抗の気持ちをこめて。





*



ちょっと方向性変えたので1話2話も加筆修正してます(>_<)

性別:女→←さん



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ちより(プロフ) - 度々過去編のお話が入るのが凄いなって思いました…!!読みいるしすごく違和感のないお話に出会えたのは久しぶりです…!自分のペースで無理せず更新していってください、待ってます! (1月5日 3時) (レス) id: 5d8f01d30c (このIDを非表示/違反報告)
Linon(プロフ) - 泉が可愛すぎてキュンキュンしますううう (12月16日 1時) (レス) id: c9d9ceb5f4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆゆちゃん | 作成日時:2019年11月28日 18時

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