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沖田視点
沖田「A…？起きてくだェ。A？」
俺は、息のないAにとい続ける
沖田「A…ッ……」
すると、Aの体に異変があった
沖田「！」
体が光を放ちながら
消えだしたのだ
ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ
沖田「A。嫌でさァ…」
お願いだ…
連れていかないでくれ…
頼む…
俺たち妖は
死後、体が崩れていく
何も残らない
何も残さない
けど…
違った
沖田「これ……」
何故んのだろ
Aの鱗が一枚
何故か一枚だけが残った
沖田「ッ…なんででさァ…A…」
俺は、その鱗を握り締めながら
泣き続けた
沖田「…愛…してやした…‼︎」
ずっと…これからも…
沖田「また逢える日まで、そっちで待っててくだせェ。A」
俺は…
今日が自分の最後だと言う事を理解したのだった
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作者名：箔月 | 作成日時：2021年7月3日 22時
