♪ ページ13
「そらるさん・・・・・・?」
「夢夜さん・・・・・・?」
私とそらるさんの声が被る。
「もしかしてですが、隣の部屋の一ノ瀬さんってそらるさんなんですか?」
そらるさんは居心地の悪そうな顔をして、
「ああ。本名は一ノ瀬彼方だ。」
と言った。
「じゃあ、闇夜さんって・・・?」
と聞いてきた。
「はい、私のことです。闇夜魅杏と言います。」
少しの間の変な空気のあと、
「驚くほど近かったな。隣だとは・・・。」
と言ってきた。
「はい・・・そうですね・・・・・・。驚きました。お互い近所付き合いもキチンとしなければいけませんね。」
と言った。
その時、少し笑っていたと思う。
「あ、明日まふたちが来るから呼ぶかもしれない。」
嘘でしょう!めんどくさいわ!
「はい。分かりました。」
「そらまふうらさかで遊ぶ予定だから。」
うわぁ、きちゃったよこの豪華メンバーか。
私は少し頷いてから、
「分かりました。それでは、また明日ですか・・・・・・?」
と言って部屋に入った。
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作者名:真っ白パレット | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/hanahana0000/
作成日時:2017年7月8日 4時