第6夜【教えない】 ページ8
〜貴方side〜
炎「さぁ、教えろっ！」
って言われても、教える気ないし…。
貴「どうして教えなければならぬ？」
炎「知りたいからだ」
貴「妾は教えたくない」
教えたら…皆妾を追い出し、嫌うに決まっている。
明「そこをどうか…」
嫌われたくない、嫌われたくないっ！
バレたくない、バレたくないっ！
玉「お願いですわぁ！私、Aのことをもっと知りたいっ！」
瑛「どうか…」
貴「…1つ…だけ…なら…」
皆「！！よしっ！」
貴「妾が戦う時に食べた奴は妾特製の道具だ。妾はあらゆる薬…いや、魔法道具みたいな物を作れる。と言っても妾は魔導師ではない非魔導師だ。…それだけで良かろう？」
炎「そうか…ありがとな」
貴「気にするな、妾を仲間に入れてくれた御礼じゃ！(ニコッ」
皆(可愛い…///)
炎「…それでだ、お前の強さも分かった。だから…誰かの従者になれ」
貴「えぇ〜、嫌だ！」
炎「なれぇ！」
貴「従者になったら縛られちゃうじゃん！自由が良いのっ！」
明「なるべきですっ！」
貴「嫌ダァァッッッ！！！！！」
炎「なれぇぇぇぇぃぃぃっ！」
玉「うるさいですわよ？」
覇「耳が痛い…」
炎「さもなくば追い出すぞっ！」
貴「えっ！？」
追い出されるのは構わないけど…。それじゃあ紅覇との約束が…！
貴「…誰の…従者になんの…？」
炎「おっ、追い出されたくないか…」
貴「ち、違うわよっ！別に妾は追い出されたって構わないけど…約束したんだからっ！」
覇(コイツ…僕との約束を…)
炎「そうだな…俺の従者なんてどうだ？」
明「いえ、私の従者の方が得かと…」
龍「俺まだ従者いませんし…俺が…」
玉「私なんてどうかしらぁ？女の従者が欲しいわぁ」
瑛「私が一番良いと思いますよ」
覇「っていうか、連れて来たの…僕だよねぇ？」
ゲッ、これって面倒なやつじゃん…。
貴「…気がすすまんが…紅覇の従者になろう」
約束のため…約束のため…！
覇「やったぁっ！」
炎「なん…だと！？」
貴「部屋に案内してくれる？」
覇「良いよ〜僕の隣の部屋ねぇ〜」
貴「分かった、案内…」
炎「俺の隣の部屋も空いてるぞ！！」
明「空いて…ない…(チーン」
貴「主の隣の部屋の方が従者として良い」
にしてもここ、煌帝国は賑やかだなぁ…！
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徒花 - この作品初めて見ましたが面白かったです！頑張ってください (2019年4月2日 19時) (
レス) id: 5d280f12f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kapiくる | 作成日時：2015年12月7日 12時
