検索窓
今日:3 hit、昨日:32 hit、合計:73,530 hit

第5夜【悪かった】 ページ7

〜紅覇side〜

覇「んん〜、ここは…」

僕の部屋…。

貴「起きたか。傷は治っておるからな」

そういや、Aとの勝負で負けたんだ…。恥ずかしい…。

覇「出ていけ…。僕の部屋から出ていけっ」

今は1人が良い…。泣きそうだ…。

貴「お断りする」

覇「はやくっ!出て行ってくれっ!」

貴「…、な…たっ…」

覇「何?」

コイツ、何て言ったんだ?

貴「その…さっきは…すまなかった!」

覇「は?もういいから出てってくれる?」

僕は何を言って…!

貴「嫌だな。妾の気が済むまでここにいる」

覇「…僕、しつこい女は嫌いだよ」

貴「嫌われたって良いさ。妾はとっくに嫌われの身だからな」

…何かあったのだろうか?

貴「お前は良いな…。羨ましい…」

覇「意味分かんないんですけどぉ〜?」

なんかムカつく言い方。

貴「優しく、頼り甲斐のある紅炎、優しく、心配性な紅明、泣き虫だけど、仲の良さそうな白龍、優しく、元気な紅玉に、強く、正義感がある白瑛…。お前の兄弟は…良い人たちばかりだ」

何コイツ、半日しかいないクセして…

貴「…、ハハッ、妾ってば何で泣いているんだろ…」

覇「…僕も悪かったよ、出ていけなんて言ってゴメンねぇ?」

貴「お前が謝る意味などないよ、大丈夫…。1つ、我が儘を言っても良いか?」

覇「…なに?」

貴「妾に償いをさせろ。何でもいい。不老不死でも、イケメンになりたいでも、もっと強くなりたいでも…」

…そうだ、だったら…

覇「じゃあ、一生僕の隣に居てくれる?10年後も死ぬまで…」

貴「…そんなので良いのか?ならば容易い御用だっ!(ニコッ」

フフ、やっぱり僕は君のことが好きなんだね…。

コンコン

覇「誰ぇ?」

炎「俺だ…俺たちだ、紅覇入るぞ」

覇「良いよぉ〜」

明「やはり、A殿はここに居ましたか」

貴「何用だ?」

炎「A…、お前は一体何者だ?」

明「あの薬らしきもの…普通の者ができるはずがない」

炎「さぁ、教えろっ!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

作者です。何か、今回微妙な感じだったと思います。すみません…(-。-;
ですが、もしよろしければ、最後まで読んでください。お願いいたします!

第6夜【教えない】→←第4夜【勝負(2)】



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (30 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
58人がお気に入り
設定タグ:マギ , 煌帝国 , 練紅覇
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

徒花 - この作品初めて見ましたが面白かったです!頑張ってください (2019年4月2日 19時) (レス) id: 5d280f12f7 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:kapiくる | 作成日時:2015年12月7日 12時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。