第4夜【勝負(2)】 ページ6
〜貴方side〜
さて、紅覇とやらは何で倒そうか…。剣か、銃か、薬か…。
あやつは魔装で挑むだろう。遠距離戦が良いな。ってことで銃でやろう。そういや、極大魔法は使うのだろうか…。
レラージュの極大魔法っては逃げ場があまりないよな…。極大魔法を使われる前に仕留めよう。
貴「遅くなった。始めよう」
〜紅炎side〜
5分後、Aは帰ってきた。鍛錬場に行くに4分…。とうとう始まる。
炎「審判はここにいる俺たちだ」
覇「お前なんか潰してやるっ!」
貴「その言葉丸っきり返してあげる」
炎「始め!」
覇「金属器『如意練刀』」
おぉ、魔装は後でやるのか。Aは…
貴「あらら、魔装は後でなのかな?」
特に何もなし…か…。
覇「オラァッ!」
貴「遅いな」
容易く避けている。流石…といったところか。紅玉達も驚いている。
覇「やっぱり使うかっ」
貴「では、妾もやるかね」
覇「我が身に宿れ、レラージュっ!」
貴(パクッ)
A!?あいつ、何を…?
玉「Aちゃんは一体何を食べたのかしらぁ?」
明「薬…かなんかでしょうかね?」
炎「分からん。だが…紅覇の方が有利ということに変わりないだろう」
〜貴方side〜
やっぱり皆驚いてる。妾が食べたのは妾特製の飴じゃ。この飴を食べている間は空を飛べる。制限時間…5分!
カチャ…銃を構える。
覇「!?なんなんだ…?」
明「紅覇!攻撃をっ…!」
覇「分かってるよっ!!」
覇(あいつは空を飛べない…だったら僕の攻めばかりだっ!)
覇「ハァァァッ!」
やはりな。
貴「よっとぉっ」
皆「なっ!?」
覇「どういうことだよっ!?」
炎「そうか、さっきのやつは…!?」
さて、そろそろ終わるか…。
貴「さて、もう終わりだ。大丈夫。死なないところを撃つから。ちょっと痛いかもだけど…」
覇「外したらどうすんのさっ!?オラァッ」
貴「安心せい。妾の銃の命中率は99,99%だ。」
バァンッ
覇「なっ!グハァッ」
さすが妾じゃっ!見事腹に的中♪
明「終わりッ!大丈夫ですか!?紅覇!」
覇「明…兄…」
貴「どけ」
明「!もう終わりって…!」
ゴソゴソ…
貴「ほら、これを舐めておけ。2分後には治っておるから」
飴を渡した。舐めたと思ったら紅覇は倒れた。
明「紅覇!?」
貴「妾が連れて行く。紅明、安心せい。弟さんは生きておるからな」
まぁでも少し悪いことしたな…。目が覚めたその時には…何か償いをしよう…
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徒花 - この作品初めて見ましたが面白かったです!頑張ってください (2019年4月2日 19時) (レス) id: 5d280f12f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:kapiくる | 作成日時:2015年12月7日 12時