第3夜【勝負(1)】 ページ5
〜紅炎side〜
俺は紅炎。俺がいる煌帝国に面白い女が来た。A・アルケミーというらしい。
コイツは我が弟、紅覇より強いと自分で言っている。さて、どうなのか…。
それより、Aはとにかく可愛い。コイツを見ているだけで心が和むと思うのは、俺だけじゃなく、ここにいる全員が思っているだろう。
貴「ふぅ〜、ごちそうさん。久々のご飯は美味しかったなー」
炎「なら、紅覇と勝負しろ」
貴「…あいつと?」
覇「なっ、僕は金属器使いだぞっ!?」
貴「見たら分かるよ。レラージュでしょ?」
…怪しい発言だな。誰か言ったのか?
覇「なっ、どうしてお前が知ってるの!?」
紅覇もコイツの前では使ってないらしい。
貴「…面倒だから、はやくしよう」
明「やられても知りませんよ」
貴「やられる?フッ、コイツにやられたら恥だわ、恥!」
覇「言ったな、お前言ったな!負けたらどうする?」
貴「…全部教えてやるよ。」
何のことだ…?自分のことなのか?
覇「じゃあ僕が負けたら、土下座して謝ってやるよっ!」
貴「絶対だよ!約束だからねっ!」
まぁ、楽しみだ…。
〜紅覇side〜
今、僕は苛立ってる。昨日来たAって奴、僕より強いって自分で言うんだぞっ!
負けたらバカにして、質問攻めしてやるんだからっ!
貴「あ、そういや妾の武器…ベルトにかけてあった武器はどこにある?」
覇「それだったらさっきの部屋に…」
貴「とりに行ってくる」
そういや彼奴、何持ってたっけ?
明「紅覇、負けてはダメですよ」
覇「分かってるよぉ、土下座するって言っちゃったし…」
炎「にしても彼奴、変な奴だ」
何がだろう?
玉「何がですか?」
炎「ほら、紅覇のジンの名前を知っていただろう?」
うんうん、それそれ、どうして分かったんだ?
明「不思議ですね、あの女の子」
覇「僕はあの子好きだなぁ…」
龍「なっ!どういう意味でですか!?」
覇「恋愛対象で…」
炎/明/龍「なっ!お前/貴方もですか!?」
皆好きなんだぁ。ライバルばかりだねぇ。
玉「あの子、モテるわねぇ」
瑛「まぁ、可愛いですしね」
男皆「///」
玉「そうですわぁっ!誰がAちゃんを振り向かせるか…勝負をしてみてわいかがですぅ?」
男皆「そうしようっ!」
絶対に僕が振り向かせてみせるからねっ!A!
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徒花 - この作品初めて見ましたが面白かったです!頑張ってください (2019年4月2日 19時) (レス) id: 5d280f12f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:kapiくる | 作成日時:2015年12月7日 12時